« 竿竹や | トップページ | 兼任講師 »

2005年8月 7日 (日)

集中講義

前職の大学は、完成年度(4年間)が終わり今年度からカリキュラムが変ったのだが、既に入学している学生は、前のカリキュラムで受講することになっている。このため、私が急に辞めたものの、新任の先生を雇わず、私が集中講義で補うことになった。

そこで、夏休みに入ってすぐの4日間で半年分の講義をまとめて行うことになった。

毎週の1時間半の講義ですら持たない学生たちが、朝9時15分から16時10分までの長丁場を4日間も持つのだろうかと心配であった。私自身も、毎週毎週講義の準備でフーフー言っていたのだから、やりきれるだろうかと思った。

このため、毎回、問題意識を持って授業に臨んでもらえるよう、最初に授業に関係あるドリルをやらせるようにしてみた。飽きないように、ビデオの用意をしたり、途中でワークショップの真似事を取り入れるようにした。中間テストも行って、間で締めるようにもした。できるだけ、双方向の授業になるよう、前に出てきて発表したらボーナス点をあげるなどの工夫もした。

授業間の休憩時間は本来10分なのだが、少し余計に取るようにした。それでも、1日4時限は、なかなか体力的に厳しい。足が棒のようになるし、喉も嗄れる。目も充血する。

しかし、まとまってやる授業は、私にとって落ち着いて心地よかった。たぶん学生もそう感じたのではないだろうか。最後に試験もやってしまうのだが、まあまあの出来であった。もっとも、覚えたてで試験に臨めるからで、分かったような気がしても、おそらくすぐに忘れてしまうのだろうけれど。

勤務していたときには、私の受け持ち講義の時間割は、いつも一時限目であった。このため、どうしても遅刻や欠席が多い。出席点が欲しくて来ていても、バイト明けで寝ていることも多い。学生によっては、ある授業しかない曜日もあり、その日はサボりがちとなる。

だから、こちらの計画通りに授業を進めると、話が分からなくなり、だんだん落ちこぼれる学生が増えてくる。集中講義の場合には、4日間でれば(もちろん試験に合格すれば)単位が採れるのでほぼ休まず出てくるし、一度朝出てくれば、まぁだいたい一日中居ることになるので、講義の話がつながる。こちらも、分かっていないなと思えば、補充もしやすい。

集中講義ばかりでは、これまた大変だろうが、もしかすると、だらだら半年講義をするよりは、良いのではないかと思う。時間割を工夫するのも一考だろう。・・・まぁもう退職してしまったのだから関係ないけどね。

|

« 竿竹や | トップページ | 兼任講師 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 集中講義:

« 竿竹や | トップページ | 兼任講師 »