電話の統計
郵政省の電気通信局で働いていた頃のファイルが出てきた。
当時、PC通信を普及させる担当をしていて、ヤマトシステム、日本電気、富士通から研究会を手伝ってもらうために若い人を出してもらっていた。顔は覚えている(大分のCOARAを訪問したときの写真がある)ものの名前を忘れていたのだが、ファイルから名前が出てきた。その後一度だけ会食をし、確か日本電気の男の子が私にと赤いバラの花を一輪持ってきて皆を湧かせた記憶がある。富士通の女の子は、確か結婚し苗字が変わっていたように記憶する。皆新人に近かったはずだけど、あれからもう20年!今頃皆どうしているだろう。
それはさておき、電話加入数や電話普及率の国際比較などのコピーが出てきた。現在は、ネットでなんでも調べられるので捨てようかと思い、念のためネットで検索してみたけれど、閲覧できるのは、非常に最近のデータだけだ。出てきたコピーは、明治23年からのデータが載っている。
電話加入数のデータなんて今後使わないかもしれない。もちろん、いざ必要となったら、総務省の図書館やNTTに問い合わせれば数字は得られるのかもしれないが、探すのに時間とか手間がかかりそうだ。そこで、一応取っておくことにした。
電話のデータに限らず、多くの政府統計なども、昭和50年くらいからであることが多い。長期時系列統計もあるがデータ 数が限られている。デジタル化のコストと利用状況を考えれば、古い電話統計など優先順位が低いのだろうが、早く、インターネットにこうした古いデータを載せて欲しいものだ。
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