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2007年2月13日 (火)

メタセコイア(その2)

前の記事で、メタセコイアが何故小中学校に植えられているのだろうと思い、木の名前を入れてネット検索してみましたら、いろいろな写真や記事が出てきました。

そのなかで、昭和天皇がこの木を好きだったこと、三木茂さんが1941年に80万年前の日本で絶滅したと思われる化石を見つけたこと、そうしたら、1948年に中国に木があることが発見され、アメリカ経由で1949年に日本(天皇?)に来たこと、戦後各地に植えられたことなどを知りました。

以下の昭和天皇が生前の最後の歌会(昭和62年:1987年)で読まれた歌は、”メタセコイアにまつわる雑感 「戦後におけるメタセコイアの意味」”からの孫引きです。なお、和名では、「あけぼの杉」と言うそうです。

「わが国の たちなほし来し 年々に あけぼのすぎの木は のびにけり」
(齋藤清明著「メタセコイア-昭和天皇の愛した木」(中央公論社)から引用)

ちなみに、私が生まれたのは1947年、この少しあとに日本に苗が来たわけで、戦後の復興を願って、小中学校等に植えられたのでしょうか。曙:新しく自体が展開しようとするときとあります。また、歴史的な問題はさておき、個人的には、昭和天皇のほのぼのさが好きなので、なんだか親しみとか因縁とかを感じます。

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