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2007年11月 9日 (金)

悠さんのお葬式

岡本先生のお嬢さんが急逝されたとの連絡を受け、葬儀に伺った。

活発なお嬢さんがおられることは時折伺っていたので、海外に留学でもされておられるのかなぁくらいに思っていたら、ここ数年、白血病かなにか、難しい病気と格闘されておられたようだ。

遺影からも、友人の方からのご挨拶でも、はじけるような元気でお茶目なお嬢さんだったようだ。

だから、なおのこと、父親としては、失ったものは大きいに違いない。

30歳(岡本先生と私は同い年で、30の時の子供なので決して早くは無いのだけれど、娘さんがもうそんなに大きいのかと一瞬思ったものの)という若さで亡くなられたお嬢さん自身の無念さもさることながら、やはり、残された人の辛さを思って身にしみてしまった。

知人には、親ならまだ納得もするだろうが、逆は嫌ですねぇと言いながら、一卵性親子と言われている私の場合、世間的には大往生であっても、きっと心の空洞は大きいに違いない。

ましてや、娘の場合には、と思ってしまう。

先生はけなげにも、残された自分達は、彼女の思い出を支えに、元気に生きて行きますと言われていた。

同い年の大道さんが亡くなったときも、折角活かしてもらったのだから、自分の生を精一杯生きなければ申し訳ないと思いながら、またずるずると来てしまった。藤原さんも、湊先生も、先に行ってしまい、香城先生も亡くなられた。日々を大切に生きなければと改めて思う。

悠さんのご冥福をお祈りします。

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