染井霊園
今日は、繊維の中間で六義園のしだれ桜見物とふぐ料理の集まりがあり、それだけではもったいないので、少し早めに出て、巣鴨から染井霊園に行きました。
ご存知のように、染井は、ソメイヨシノが開発された植木村があった地域で、染井霊園は、桜の名所として著名とのこと。
巣鴨は、おばあさんの原宿の高岩寺の方には、幾度か行ったことがあるけれど、染井霊園は初めて。
また、山手線沿いに桜並木があるのも知らなかった。
駒込の方向に少し歩いて、線路沿いの桜並木を通り、西友の角をまがってまっすぐ歩けばすぐに霊園に着く。
今日は平日なのですいているが、土日は混雑するらしく、交通規制の看板が整備され、警備の人が配置されていた。でも、彼らは、土地の人ではないらしく、念のため、駒込に行くのはこの道でよいのかを聞いたら、「えっ、巣鴨ではなく、駒込!」と驚かれ、しかも、道を全く知らないようであった。
私と警備の人の話を聞いて、写真を撮っていた人が親切に教えてくれたけれど、どうやらこの人も本当はあまり知らないらしく、私が地図を調べて判断してきたことのほうが合っていた。教えてくれた方向にあるいたら、ちょうど看板が見つかって、それが分かったので、とんでもない方向に行かずに済んだのだけど。
警備の人は、巣鴨駅から来て巣鴨駅に誘導することしか教わっていないらしい。染井霊園は、どちらの駅からも同じくらいの距離なのに。自分が警備する辺りの地図を見ることもしないのだろうか。興味がなければそんなものなのかもしれないが、もったいない話だ。
良く、ホテルのフロントやコンシェルジェがホテルの周辺のことに疎くって、きちんとした案内ができないことに出くわす。せっかく遠方から来て、時間が空いたときに、地域の大観光地ではないが、知的な興味を持てる歴史的、文化的観光スポットに行けたらよいと思うのに、もったいないと思う。
たまたま、こちらが前もってネットで調べておいたので、自前情報で足りたけれども。
染井霊園の桜は見事でした。
日本では、青山墓地もそうだけれど、墓地が桜の名所になっているけれど、これって、無くなった人はうるさくって敵わないのではないのだろうか。それとも、仏様も、実はあの世で宴会なんかをしているのだろうか。
でも、桜って、特にソメイヨシノは白っぽいので、青空とか緑とかと一緒だと映えるけれど、それだけだと、ちょっと感動しなくなっているのは、私が歳を取ったせいだろうか。
散っていると綺麗だけれど。
一方、しだれ桜は、そめいよしのよりもピンクが濃いので、綺麗だった。
駒込小学校、西福寺、染井稲荷の辺りが桜の名所というが、ちょうちんはぶら下がっているが、お寺はコンクリートづくりで自動車がやたら止まっているし、稲荷は寂れた感じ出し、ちょっとがっかり。
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