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2008年4月13日 (日)

観桜会

今日は、総理大臣主催の観桜会で新宿御苑に行ってきた。総務省の電気通信紛争処理委員会委員をしていることから事務局が推薦してくれたらしい。

お茶の友達たちに、袋帯で訪問着で行くべきだと言われたものの、持っている着物や帯は、秋から冬にかけての柄なので、却って恥ずかしい思いをすると思い、小紋に少し光る帯で出かけた。

総務省のお偉いさんなどが来ていて、失礼な格好をしていると悪いかと思ったからなのだが、行って見たら誰も知っている人が居ないので、とたんに気が楽になり、ミーハーになれた。盛装の方もおられるが、普通の格好をしている人も結構いるので、あぁ日本は平民の国だなぁと嬉しかった。これが宮中となるとまた違うのだろうが。

この会は、毎年行われているようで、内閣府のHPから小泉さん、安部さんの時の様子が伺える。人垣が出来ていたので、福田さんがしゃべっているのは、本当に遠くの方でしか見えない。小泉さんの演説は、「散りぬべき 時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ」と細川ガラシャの歌を取り上げていた。散りそうな福田さんは何を言われるかと思ったが「いろいろありますが、政治のことを今日は言いません。今日はお天気なので、皆さんと桜を楽しみましょう、いつもお天気というわけではないのですよ。」といった主旨のことを言われていて、皆を笑わせていた。

小泉さんのときには、篠原涼子が写真に写っているし、安部さんの時には、みのもんたやしょこたんが写っているので、有名人を見つけようと思ったが、ドクター中松と、篠原涼子のご主人の市村さんと数回すれ違った程度だった。後は月尾先生くらい。

各国大使館?の方々がおられ、民族衣装を着ていたスリランカ美人の写真とマレーシアの3人の女性の写真を撮らせてみらった。ほかは盗み撮り。

ソメイヨシノは、もう葉桜だが、いろいろな種類の八重桜としだれ桜が丁度見ごろで、山吹やタンポポ、つつじなども彩りを添えていたし、若芽の緑がとてもよかった。お天気もよく、花見としては良かった。

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心配した新しい草履も、大丈夫だったので、折角だからとお庭をぐるりと回ったら、結構疲れてしまった。

ところで、この会は、なんなんだろう。各地などで役所関係の仕事をしている人たちの労をねぎらうという意図なのだろうか。バスを仕立ててきている人もいるようで、創価学会などの人もいるのではないだろうか。福田さんの奥さんを知っているようなおばさんたちもいたから、後援会のような人もなかにはいるのかもしれない。

8時半から10時半まで、お庭を貸切にして楽しめるというところが売りということなのだろう。警察だか消防だかの吹奏楽団が音楽を奏で、焼き鳥、団子、バナナ、アイスクリームなどが振舞われていた。そう豪勢ではないところが税金でやっているのだから節度があるとはいえ、これだけ広い庭にたくさんの警備の人が建っているところをみると結構大変なんだろう。昔の殿様は、こうしたお庭を独り占めしていた訳だから、たいしたもんだ。

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