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2008年6月 3日 (火)

敗戦後の戦略

頭の体操。

野口さんの40年体制からの脱却を借りると、(バブル崩壊)敗戦後の日本の戦略として、経済については、真の自由主義体制の構築を掲げ、ロンドンのウインブルドン現象を日本にも起こすことなのかもしれない。

小泉-竹中ラインの骨太の改革は、アメリカによる市場開放圧力への対応であった(要チェック)けれど、そうではなく、自ら、ロンドン化を選び取る。そのための「抵抗勢力」を排する。そのために生じる摩擦(失業)などへのセーフティネットを用意する。

ロンドンの投資銀行は、イギリス資本ではなく、すでに、アメリカなどの資本によって買収されてしまっているらしい。イギリスは、シティという場だけ貸している。野口さんが説明している場の魅力というのも、今ひとつ分からないのだけれど。

ロンドン化すると、東京の市場で世界の企業が上場するようになり、ロシアや中国やインドなどの投資が日本で起こり、おそらく、日本企業の3分の1くらいが外資となり、海外からの観光客がやってきたり、外資で働く人や観光客のために、ロシア料理や、中国料理や、インド料理やなどがたくさんできたり、ロシア街やインド街なども出来、小中学校にも外国人が増え(あるいは○○人学校が出来)、大学にも留学生が集まる。

江戸時代の江戸の町に全国の田舎者が集まったようになる。甲州商人、松坂商人、近江商人などが店を構えて競争する。それと同じことだ。町の行政としては、田舎者や異国人通しが喧嘩をしないよう、ルールを作ったり、夜の安全を守ったり、祭りをすることでうっぷん晴らしが出来るようにする。異文化がぶつかり合うことで、芸術性が高まり、娯楽が高度化する。

おっかなびっくりの開放策ではなく(福祉部門にのみ看護士資格のあるフィリピン人を導入するなど)、開放政策を「骨太」の方針として、打ち出す。

サッカーのチームの多くを外国資本が買収し、冷徹に選手を選別し(金に任せて強い選手を連れてくる)、常勝チームにして、テレビ放映権やキャラクターグッズで利益を上げ、さらにこれをもっと金持ちに売却する。こうしたことが、日本のサッカーチームやプロ野球にも起こる。

巨人が高額なギャラで選手を集めているのに勝てないなどといわれるが、ロシアの石油王やインドのIT王者がソフトバンクや広島を買収し、世界的な選手を連れてきてプレーする。インドや中国などにも野球チームが出来て、アジアカップが行われ、アメリカの野球中継よりも、こっちのほうが面白いということになるかもしれない。

開放戦略が進み、グローバル企業で働いて、世界中を飛び回ったり、世界の企業を渡り歩く人材は、老後の年金をどうするのだろうか。外国人で、日本で生まれた子供が、ずっと日本に居るようになった場合、老後の年金はどうするのだろうか。医療は?教育は?子育ては?・・など、経済がグローバル化した場合には、国内問題であった年金や福祉制度も考え直す必要があるのではないか。国籍をとるかどうかだけで割り切れるのか。

日本が世界の雄として生き残るとするなら、軍事防衛の自立の前に、国内のさまざまな制度を開かれたものとして再検討する必要があるのかもしれない(要チェック)。

逆にこれができれば、人口減少、高齢化といったうら寂しい日本の将来像を変えることができるのかもしれない。外国人であれ、日本で働く人も年金制度に入れれば、高齢者を支える分母が増える→そうしながら、制度を自分が掛けたものを自分が得られるように変換していけば(普通の保険制度のように)良いのではないだろうか。

上記については、分かっていないことが多いのだが、とりあえず、頭の体操として記しておきます。

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