白露
あっと言う間に9月も上旬が過ぎました。このところは、いかにも秋らしい空、日向は暑いですが、日陰は涼しい、湿度の低い日が続いています。
7月末にハルエさんが私の外出中に3時間くらい椅子の上にうつ伏せに倒れており、それからしばらく弱っていたため、8月は、まったく外出ができませんでした。
が、ようやく、涼しくもなったせいか、だいぶ元気になってきました。
8月中には、9月から授業が始まることもあり、介護保険・サービスの依頼、外出先から携帯電話で家の様子をうかがえるクルリモの設定などを行いました。定期的な外出については、訪問サービス、ご近所の黒澤さんの見回りをお願いし、一応の体制は整えました。
この最近の様子なら大丈夫そうですが、いつも大丈夫そうと思って外出すると、なにかしら出来事があるので、心しておかなければなりませんが。
先週、お月謝も気になっていたので、1ヶ月振りにお茶のお稽古にも出かけました。ヘルパーさんと30分お話したあと、テレビをずっと見て私が帰るまで起きていたので、ずいぶん疲れてしまったようです。ヘルパーさんをどうしてもお客さん扱いしてしまうのです。居ても寝て良いのだから、トイレに行って良いのだから、むしろそれがお仕事なのだからと言っているのですが。
一昨日には、市役所から車椅子を借りて、蛸公園まで散歩に行きました。久しぶりなので、疲れたようですし、まだ日向が暑かったのですが、それでも気分的には楽しかったようで、まずまずです。
明日は、いとこ(建築士)と家を建てた建設屋が来ます。母が寝ている部屋からトイレまでが遠いので、ベットの脇に水洗トイレを作ろうという相談です。
今は、それでも、手すりと椅子といろいろなものを伝わって、トイレに出向いてくれていますが、先日のように体調が弱ると、間に合わなかったりするので。体調が良いとオムツにせずに、できるだけトイレに行こうと思ってくれるので、その気持ちを続けてもらいたいためです。
いとこは、前からそう思っていて(ベット脇トイレ)、雑誌にもそうしたコラム記事があり、すっかりやりたくなっているようなのです。座敷にトイレなので、いくら水洗でも、ちょっと心配ではあるのですが。体が不自由なので、トイレの周辺もだいぶ汚れてしまうからです。でも、まぁ、やってみようと思っています。
介護保険は、お願いするのにいろいろ調整やら書類作成やらで大変で、これにも結構日時を取られます。トイレ工事が入るとまたいろいろ大変そうです。
まぁ、ボケていないし、介護としては幸せな方だと思います。長い間、私の面倒を見てくれていたのですから、お返ししないとしょうがないのでしょう。
若いお母さんが子供が生まれて家のなかに閉じこもらざるをえなくなり、ノイローゼになるという気持ちが良く分かります。子育てをしながら主婦をやり、仕事をしている女性は本当にすごいなぁと思います。
許された環境の範囲で、心楽しく過ごせるように気持ちを持ち続けたいと思います。
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