竹内くんと
道都大学で途中で放り投げたゼミ生の竹内君が同棲している彼女と一緒に2月の中ごろに東京に遊びに来ました。
竹内君は、一度、同窓生が亡くなって、葬式に来たことがあり、何人かをお台場に案内したのだけれど、07年だったか08年だったか分からなくなった。暑い日だったと記憶するけど。北海道からも何人か来て、本州に戻っている子も何人か来た。
これまでは取引先の会社に見習いで入っていたのだけれど、2月末からいよいよ親の会社(電気工事)に就職するとのことで、その間の休みに沖縄旅行をするのだという。千歳-沖縄間に直行便がないので、どうせ東京に立ち寄るからとのことだった。
彼女とは学生時代から付き合い、卒業後は同棲していたのだから、ずいぶんと長い。初めて会ったが良い子だった。早く結婚すれば良いのに。
今回は、恵比寿で食事をし、後は、浅草に行くというので、渋谷で別れた。お土産を買ってきたり、札幌に戻ってからはちゃんと電話でお礼を述べるなど、礼儀もきちんとしている。育ちが良いのか、こうした面では、学生時代から彼は一番まともだった。
最初のゼミ生とは大違いだ。私の甘やかし方が悪かったのかもしれない。子供と同じように、長男と次男とでは、長男は過保護すぎるのだろう。
もっとも、ゼミの先生が生活態度まで責任を持つ必要はないのだろう。今となってはそう思うが、ともかく道都では、学校に休まず来させるように言われ、まるで幼稚園の保母さんみたいだったのだからしょうがない。
もう一人の武田君は、思いついたようにメールをくれるのだけれど、教職→先生になりたいとか、豚農家をはじめるとか次々いろいろな報告をしてくれ、その後、こちらから「教職→就職は?」とか「豚は?」と聞くと返事がない。
竹内君が来たこともあり、武田君はどうしているかとメールしてみたら、薬品卸会社に就職し、営業が面白くてしょうがないという。まずは、就職できて良かった。彼は人あたりは良いので、上手くやっていけると思う。
もう一人は、自衛官になったのだけど、その後どうしているだろう。また、退学されられた子、停学処分後アルバイトの運送会社に就職した子は、どうしているだろう。
前年のゼミ生の田中君は、1年前に会った折、フィナンシャル・プランナーの資格を取る、取ったらごちそうするねと約束したけど、何も言ってこないところをみるときっと何もやらずにいるに違いない。まぁ、もう彼らも26歳になるはずで、放っておこう。
もともとの大学の先生なら慣れているのだろうが、見習い先生としては、学生が卒業してしまうのが、すごく寂しかった。道都では、特に私生活にまで係わりすぎたのでよけいそう思えたのだが、法政でもちょっと寂しい。
私自身、先生なんて覚えている人もまったく覚えていない人もいるし、先生なんて忘れられるものなのだろうけど。
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