ハルエさんの誕生日
本当は3月4日だが、綾子さんの都合で3月1日に黒澤さんと4人で春枝さんの誕生日を祝った。
今回は、私が、おからサラダを作ったところ、とっても好評だった。小僧寿し、武蔵野茶房のロールケーキでお祝い。夕方3時くらいには、皆さんひきあげたのだが、疲れたみたいで、そのまま晩御飯も食べず、トイレにも行かず、朝まで眠っていた。
昨年の夏には、私が跡見のお茶クラブに教えに行っている間、椅子の上にうつ伏せで転んでおり、しばらく意識が混濁し、その後、昭男兄ちゃんが寝室に使っている和室にトイレを設けてくれた(大菊が入った)。また、介護保険を申請し、法政の授業がある折には、ヘルパーさんを依頼し、クルリモで遠隔監視もしている。
トイレは、結局ほとんど使ってくれないので、私が時折使う程度。だが、電気代節約のため便座を暖めていないので、この間使ったら実にヒヤリとした。
その後、昭男さんのお奨めもあり、42インチのアクオスを購入、J-COMで地デジ対応。最初は、大型テレビは圧迫感があるので嫌だと春枝さんも私も思っていたのだが、これは購入してみたら、実に映像が綺麗で、二人ともすっかりハマっている。
春枝さんは、耳が遠いので、大型だと文字がはっきりするのが良いようだ。私は、どこにも出かけられないので、ハイビジョン放送の景色・旅番組がすっかり気にっている。
また、車椅子も介護保険でレンタルしはじめた。以前は、車椅子は恥ずかしがっていたのだけれど、最近は、恥ずかしがらなくなり、出かけるのが嬉しいみたいだ。玄関の段差に置くスロープも借りていて、これを出し入れするのが結構面倒ではあるのだが。
蛸公園などの緑の多いところよりも、いろいろな人が往来する街中のほうが面白いようで、秋の天気の良い日には、リビン・アスタ辺りで昼食を取りに出かけた。まぁ、ご時勢なので、レストランでも、車椅子には相対的に親切だが、昼時なので、ゆっくり食べているとちょっと迷惑そうではある。
この間は、梅まつりをしているので、小金井公園まで遠出をした。暖かいとの天気予報だったのだが、風が冷たく、春枝さんのほっぺたが冷たくなり風邪をひくかと心配したが大丈夫だった。
1月の初釜の日には、朝、ベット脇に転がっており、それをなんとかベットに載せようとして、その反動で私が尻もちをつき、ひどく尾てい骨を打ってしまった。毎年秋の1年検診(人工股関節)にも行っていなかったこともあり、それも兼ねてレントゲンを撮ってもらったら、骨は大丈夫とのことでシップ薬を貰ってきた。でも、今でも、時折尾てい骨辺りがしびれるので、ちょっと嫌だけど。
春枝さんの方は、その折の打撲が内出血になっていて、介護保険の再申請の折に、医者からもらった黄色い薬をつけているのだが、まだグジュグジュしている。これで良いのだろうか、今月一杯みて治らなければ見てもらおうと思う。
その後も数回ベットから起きる折に転んでいるようだ。足がもつれていて、それを自分では治せないみたいなのだ。なんどか、自分でベットに這い上がっているようだが。すりむいたりしている。
そのうち、隣で寝るようにしないとだめかもしれないが、今のところは、逃れている。この頃は、一緒に寝ろ寝ろとうるさい。私が見たいテレビが始まるまでなど、しばらく、一緒に寝てあげるが、最終的には逃げてしまう。
ヘルパーさんが来るのを嫌がるので、西高の同窓会などでは、依頼しなかったのだが、そうするとこちらが心配で遊んでいても落ち着かない。そそくさと戻り、皆には、失礼をしてしまった。
まぁ、元気を取り戻せば、意識もはっきりしており、食欲もあり(まだお腹は膨らんでいるので、心配だが)、つかまり歩きだが自分で歩こうとしてくれている。
トイレに行ったり、オムツを取り替えるのが面倒な時には眠りこけるため、シーツに敷いているカバーが汚れることもあり、大きい方もトイレに行こうとして足が悪いため間に合わないことも多いのだが、意識がはっきりしている間は、トイレに行こうとするし、朝は必ず自分でオムツを履き替える。
夜も歯磨きはだいたいしてくれる。さらに、何か役に立とうとお湯を進んで沸かしてくれる(心配だが)。
やろうとしてくれる間は、できるだけ自分でやってもらおうと思っており(見守りながら)、私としては、自由に外出できない(したがって何か人と約束したり、仕事をすることができない)のが欲求不満だが、今のところ、まだ幸せな方なのだろう。
という具合で、なんとか無事に暮らしている。
そうそう、ママのボーイフレンドからも、誕生日のロールケーキが届いた。
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