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2009年5月27日 (水)

一人っ子

お茶の先生に、もう一人のお茶の先生が一人っ子であるという話の続きで、私(一人っ子)とその先生が似ているところがあると言われた。

兄弟がいれば、ものすごく気遣って、気遣ってしゃべるところ、ストレートにそのまま思ったことを口にするというのだ。

この先生は、歯に絹をきせない言い方をするので、お弟子さんや、我々のような少し離れたお弟子さんたちが怖がっている先生である。

昔から、私は、思いついたことを胸で咀嚼せずに、そのまま口から出すと言われていたけれど、どうもそうらしい。

自分では、世慣れていて、ずいぶんと気遣いをして暮らしているように思っているのだけれど、やっぱそうではないらしい。

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先日の昼食会の折、先生が主賓なのに食事が最後に出されるのがとても気になって、近くの人と話したら、一番暖かい料理を出すという意味ではないかというのだけれど。そこで、幹事さんにも気を使って、「(こんな立派なレストランで食事をするのは始めてなので)勉強のために教えて頂きたいのだけれど」と前置きして、どうして、この人が最後なのですかと聞いた。結局、主賓とホストと間違えていたようなので。フランス人が窓口だったのか、幹事の説明が行き届かなかったことが分かった。幹事に恥をかかせたことを先生は指しているのだろうか。しかし、2~3時間、食事をしている間、どうもちぐはぐで落ち着かなかったのだ。

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先生は、自分の恥ずかしいことをすらりと言ってしまうというようなことを言っていたが、はて?

自宅では、すっぽんぽんでも、なんとも思わない暮らしぶりだし、秘密がない暮らし。こういうのがどこかに出てしまっているらしい。

恥ずかしいし、人を傷つけているのかもしれないが、どこがどうなのか分からない。

今更、性格も変えられないのだろうけど、一応気をつけてみよう。

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