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2010年4月 4日 (日)

ハイちゃんの容態とこれからの暮らし

ハルエさんが入院してから12日。

最初は、脳出血で上手くしゃべれない、右手に力が入らない。これがもっとひどくなるのではないかということが心配でハラハラしていた。

しかし、出血は治まっているとのことで、入れ歯も抜いていることもあり、何を言っているかよく分からないものの、まずは、安心。頭はしっかりしているようなので、ホッとする。

一週間目からは、鼻から栄養を与えるとのこと。鼻に管を入れるのを嫌がって大変だったらしいけど、これでだんだん元気になるかと思い、もう直ぐ大部屋にも行ければ、テレビも見れて飽きないからと励ます。

ところが、木、金と行くと、手がむくんで腫れ上がっていたり、血圧が高いので、薬で抑えていたり、だんだん小さくなっている。薬が4種類ほど処方されている。心配になって土曜日に先生に伺うと、心臓機能が弱く、循環が上手くいっていない、また、お腹の調子が悪く、便が出ないので、鼻からの栄養を止めているとのこと。土曜日には、目も回りが赤くただれている。

栄養剤を与えているようだが、お腹がすくのか、飴頂戴とか、向かいの人が昼食を食べているのが羨ましいみたいだ。私は、この時は、まだ鼻から栄養を取っていると思っていたので、ちゃんと栄養は取っているから、口から食べるのは、もう少し待ってねなどと言っていたのだが。

ハイちゃんは、食い意地がはっているので、口から入れれば、腸も動くのではないかと思うけれど、先生に言わなかったのが今思うと失敗。まぁ、先生としては、いろいろやっている最中なので、素人が言えば嫌な気がするかもしれないが。

今のところ、薬で調整しながら、体調が回復するのを待つしかないようだ。訳がわからないでここに居るのでハイちゃんが可哀相だが。

それでも、昨日も「何を考えているの」と聞いたら「死ぬこと」というので、「せっかくなら100歳まで生きて、お祝い金を貰わないとね、黒沢さんたちも当てにしているヨ」というと、笑う。また、「これからお茶のお稽古に行くので、今日は、着物を着てきた」と言うと、いつもと同じように「早く行きなさい」と母親になる。頭は、ちゃんとしている。

桜が咲いたら、うんと一緒に散歩しようと思っていたのに。

昨年は、私が喘息ぶり返しとめまいでやっぱり連休前後の良い季節に散歩に連れていかれなかった。まぁ、歳を取ると、いろいろなことが予想外の展開になる。右上がりにはならないし、横ばいも難しい。刻一刻を楽しむしかないのだろう。今日、明日にと思っていたことが叶わない。まさに、今日は今日、否、今は今しかない!

入院したおり、最低2週間と言われ、それでもその後リハビリなどでかかるだろうが、少なくとも、2週間で元気になると思っていたので、長期化しそうだし、それも回復の目途が立たないのは、なんともやるせない。ハイちゃんも可哀相だ。

2週間と思い、張り切っていたのだが、なんだか、どっと疲れてしまった。

一方で、2週間の猶予で自由時間を得たような気がして、これまで出来なかった遠出や外食やお茶を楽しんだりしていたのだが、これも虚しくなってしまった。2週間で戻ってきたら、もっとトイレの世話や食事の世話などが大変になり、おそらく外出がもっとできなくなるから、今のうちにと焦っていた面もある。

しかし、入院し、いつどうなるか分からない不安のなかで1ヶ月、もしくはそうとう長い間過ごさなければならなくなった。平常の生活を一人で続けなければならない。もしかすると、本当に一人で暮らすことになるための予行練習かもしれない。

もし、そうだったら、ハイちゃんにもっと美味しいものを食べさせたり、遊ばせてあげたかったのに、残念だ。このまま行っちゃったら、ちょっと可哀相だ。なんとか、頑張って欲しいものだ。どうしたら、頑張って貰えるだろうか。リハビリを嫌がるのを頑張らせることはできるけど、心臓の機能やお腹の機能は、どうしようもない。

私の方も、一人でも、きちんと生活しなければならない。ハイちゃんのせいにして出来なかった勉強をちゃんとやろう。これから本当に一人になった時に、自分らしい生活をするには、やはり、何か自分の分野が必要だ。お茶と思っていたけれど、昨日お稽古に行ってみて、息抜きだし、お茶の世界は好きだけれど、これが私の世界ではないと思った。

結局、友達にも、先生にも、愚痴をこぼせなかった。お兄ちゃんにメールでハイちゃんの容態を伝えるに止めた。でも、やるせなかったので、恵比寿で、石焼ピザを食べ、赤ワインでほろ酔いにして家に戻った。

62歳だけれど、本当は、弱虫で大人になっていないので、しょうがない。



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