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2011年3月17日 (木)

計画停電と夜空

昨日は、夜の6時20分から10時まで計画停電という。

それまでに、買ってきた野菜をゆでたり、漬物にしたりしたので、くたびれたらしく、横になったら眠ってしまった。

そこで、困った。実際の停電は7時からで、準備しているころは外もうす明るかったから、何かできるかと思ったけれど、トイレに行くときぐらいのつもりで用意していた懐中電灯では、ほとんど何もできない。

最初は、ハーモニカを久しぶりに取り出し、新し楽曲を吹いてみたけど、予想外に息が続かない。

そこで、数独を1つやった。

でも目が疲れるので、外を見ると、月は見えないのだが、月明かりで庭が明るい。隣の家の白い壁にも光が当たっているので明るい。

オリオン座が良く見えるし、ピカピカしながら飛行機が数台飛んでいる。

ひゅーっと黒いものが窓の外を飛んでいる。きっと蝙蝠だ。前に家に入ってきてしまったことがあるので用心している(意識している)から。

こんなにゆっくり夜空を眺めるのも久しぶりだ。

でも、だんだん寒くなってきた。計画停電なので、それまではエアコンをつけておいたのだが。そこで、セーターを二枚着込み、それでもだんだん寒いので、ホカロンをつけ、さらに寒くなって薄いヤッケを羽織った。

やることもないし、寒いので、しかたがないので、食事をすることにした。

幸いガスは大丈夫みたいなので、ナべに汲み置いておいたお水で湯煎で食べられる豚の角煮を温めた。冷凍ごはんは大丈夫かと思ったが、ラップで二重にくるんで一緒に入れたら、ちゃんと食べれた。ごはんが泳ぎだしたらどうしようと思ったのだが大丈夫だった。

計画より1時間早く明かりがついたので、ほっとして、残りのお湯でやはり湯煎で食べられる栗ぜんざいとお茶を飲みながら娯楽番組を見てほっとした。

ほんの2時間で、自宅にいてさえ、こんな騒ぎなのだから、被災地の方々はさぞかし大変だろうと体で理解した。

今度は静岡と山梨の間で地震とのことだ。富士山が爆発したら、この辺りはどうしようもないだろう。

ハイちゃんを守る必要がないものの、ぜんそく、めまい、人工関節・・・・生き抜ける自信がない。

ネットの多様なMLでみると、皆、それぞれに自分のやれることをやろうと頑張っている。知恵のある人、体力のある人。MLによって、自分たちの被害のことを嘆きあうものもあれば、前向きに、何かをしようというMLもあれば、遠くの人を気遣うMLもあって、レベル(お里)が知れて面白い。

私は、さらに小市民であることを知らされる。日々の食べ物を確保しようとしたり、いろいろな人たちに大丈夫と励まされるばかりで・・・・せいぜい募金くらいだ。

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