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2011年8月18日 (木)

ハイちゃんの散骨

前記事が4月だから随分ご無沙汰してしまった。

ハイちゃんの散骨は、梅雨時前の方が良いと思って5月最期の土曜日にしたのだけれど、台風が来て、海があれて中止になった。そこで6月最期の土曜日に変更、ところがまた台風が接近している。船もどんな時間になるかいろいろ不明なので、大げさにしないで、昭男兄ちゃんと文男兄ちゃんだけにお願いしていてよかった。

ハイちゃん、随分前から、お墓ではなく、散骨と言っていたのに、やっぱ嫌なのかなぁ、どうしようと思い悩んでいて、アッそうだ、死んでから、小平のお墓に報告に行っていたなかったことを思い出した。

散骨するにせよ、おじいちゃん、おばあちゃん、一男さんほかが眠っているのだから、ここに挨拶しておかなかったので、ハイちゃんが心残りなだけでなく、お墓の人たちが怒っているのかもしれないと思い至った。

そこで、慌てて、散骨の前日、文男兄ちゃんにお墓の場所を聞き、暑い日だったけど、残りの遺骨(散骨屋さんに渡した残り)と遺影を持って、お水だけ持って、お墓詣りに行ってきた。家に咲いている花(アジサイだったか、金魚草だったか)を持って行ってきた。

途中の電車の中で、なんだか、ハイちゃんが、久しぶりに一緒に出掛けたのではしゃいでいるようだった。

お墓を少しきれいにし、遺骨と遺影を飾り、お水をかけて、ハイちゃんは、去年死にました。報告が遅くなってごめんなさい。ハイちゃんは、そこに入ると、カツさんに悪いし、そこも、そんなに居心地良くないだろうから、海に散骨すれば、自在に世界を周れるんだから、明日、散骨します・・というようなことを報告した。

そうしたら、帰り道は、ハイちゃんとってもおとなしくなった気がした。

もっと早く来てあげればよかったと思ったけれど(生きているうちにも)、それでも、これで、なんとなく、皆の気持ちが治まったような気がした。

暑いので、帰りに、コーヒーを飲んだけど、ホント、ハイちゃんは、大人しかった。

次の日も、波は高かったけど、ピーカンのお天気で、髪の薄い昭男兄ちゃんが気の毒なくらいだった。

昨日のこともあり、心穏やかに楽しく散骨できた。

散骨に参加できなかった進君、美恵子ちゃん、アイ子姉さんに出した手紙を添付します「sannkotsuhoukoku.docx」をダウンロード

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