2006年10月30日 (月)

インタラクティブアート

Venice 94年に開催された「第一回双方向美術展」のパンフレットが出てきた。

コンピュータを活用したアートが盛んになりはじめた頃?だったと記憶する。河口洋一郎さんのCGによるサイケで確か勝手に繁殖するようなアートも当時みて凄いなぁとは思った。

この「双方向展」では、その第一人者の土佐尚子さんの「NEURO BABY」がパンフレットの絵になっている。コンピュータの双方向性を重視する・・という意味では、画期的だったのだと思うが、技術的にまだはじまったばかりであったのだろうこの赤ん坊を私は余り好きになれなかった。

しばらくこうした話題から離れていたので(当時は、コンピュータオタクというかコンピュータの可能性を信じていろいろ試みている人々が私の周りにもいたので、そうした人の知り合いという形で情報が入ってきたり、勉強会などに参加する機会が多かった)、どんな風になっているのだろうとネット検索をしてみた。

そうしたら、ずいぶんとコンピュータも進歩したし、コンピュータの活用方法も深まったようで、松岡正剛さんとのコラボによる「ZENetic Computer」(禅の思想に立ち入れる)にまで進展したようだ。パンフレットを見ると、正剛さんのしゃれた言い回しに圧倒され、なにやら凄そうだけれど、実物をみて双方向性を試してみないことには、本当のところは良く分からない。

一般の世界では当たり前のことをコンピュータを使って実現するということは、翻訳作業が大変らしいのだけれど、素人が見ると「なんだつまらない」と感じることが多い。だから価値がないという意味ではなく、森羅万象、神様の作った世界というのが実に緻密で素晴らしいということであり、それを理解するためにも、翻訳作業は必要だし、そこから新しい何かが生まれるのかもしれない。

だから、過度に期待しないけれど、この「Zen」を見てみたい。

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