小樽の職人大学
大学に勤め始めた頃に、商工中金から雑誌原稿の依頼を請けた。
ルポライターのような仕事だったのだが、北海道のいろいろな地域の情報が知りたいのでお受けした。
小樽が職人大学をやっているという記事。「otaru.doc」をダウンロード
小樽では、永六輔さんは「職人」で有名なのだけど、私のNTT出版の「新・職人の時代」は3000部しか売れていないので、私を職人の権威とは認めてもらえなかった。残念!
ついでに「もったいない博物館」を見学し、秋野さんと知り合いになった。ここは、奥さんが展示しているらしいが、展示のプロらしく、とてもお洒落な博物館だ。
秋野さんがメディカルシステムネットワークという薬局をIT化した企業を立ち上げる頃で、経営学部の先生なら一度お知恵をと言われ、数回訪問して内容を聞き、雑誌にも書いたりしたのだけど、株式公開してからは、どのように情報を出してよいか分からないので・・と言われ、なんだか取材にもいけなくなり、そのままになってしまっている。
こちらも、経営学部のセンセイとは言え、実は、企業経営の本当のところは分からないので、コンサルが出来るわけでもなく、忸怩たるところがありました。
これを書くので久しぶりにHPを見たら、ずいぶんとビジネスが拡大・拡充しているようです。この間、私は、ゼロに近くなったのに。歳月とその間の格差に愕然とします。
おまけにITの医薬分野への応用です。イソップアグリ(ITの農業への応用)といい、メディカルシステムといい、こんな立派な新しいビジネスモデルの企業が足元に生まれているというのに、ものかきとしても、IT応援係りとしても、なんとも力不足を感じます!!!
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