けやきロータリー
西東京市のけやきロータリーでお話をする機会を得ました。
人前でお話できる最近のネタが無いことにきがつきました。
そこで、昨年春に早稲田で電気通信事業紛争処理委員会の役割について講義したメモがあるので、これを元にお話しようと思いました。
持ち時間は30分であり、特に電気通信事業に関心を持っているわけではない経営者の方々へのお話なので、一般的な教養として、電気通信事業が1985年の自由化以降、どのように変化してきたのか、そのなかで紛争処理委員会が少しお役に立っていること、こういう仕事があるのだということを大まかにご理解いただければよいのではないかと考えました。
自分では、30分でちょうど良い分量だと思って用意したのですが、話し始めて、これは30分では理解してもらえない分量の話であったと気がつきました。
たとえば、これまでの電話とIP電話の違い、アンバンドルとコロケーションの意味、接続ルールにおける非対称規制などをポイントだけ説明するのでもそれなりの時間を取られてしまいます。
結果、おそらく、私が何を言いたかったのか、分からなかったのではないかと思います。
そこで、誰に見せるわけではないのですが、話したかったことを文章化しておくことにしました。
ところが文章化してみると、お話する場合とは異なり、どうしてもなるべく正確にしたいと思い、そうすると法律の文章や、紛争処理の折の答申の文章を丸写ししたくなってしまいます。
しかし、これらの文章は、業界の背景がわかっていないと素人には実に分かりにくいのです。これを一般の人に理解してもらえるように書き直してみましたが、私の理解が浅いこともあり、どこまで正確であるか自信がありません。したがって、文責は私にあります。正確に知りたい場合には、委員会のHPに全ての情報が公開されていますので、そちらを参照してください。
また、今までなんとなく理解していたつもりでも、書いてみると、わかっていないことが分かり、言葉の意味やある事がいつから始まったかなどを再勉強せざるを得ませんでした。
そのため、結局、17ページ「rotary.doc」をダウンロード にもなってしまいました。
これをベースにして、30分で一般の人に理解してもらえる内容の文章を作成してみようと思っています→作成してみましたがいかがでしょうか「rotary3.doc」をダウンロード 。今度は10ページです。
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