北海道の社会指標
パットナムのソーシャル・キャピタル指標を作ってみる前に、既存のデータで北海道の地域的特色を見てみましょう。
- 北海道は、2002年の統計では、生活保護世帯の比率が3.34%と全国平均の1.86%に比べて非常に多い。これまでは全国一であったが、この年は、大阪が3.40%とトップに踊り出た。
- 離婚率は、全国平均が2.27%のところ、北海道は2.76%で、沖縄の2.83%、大阪の2.81%についで高い。
- 女性の喫煙率も確か全国的にみて高く、全国平均が11.5%のところ、北海道は20.6%となっている。
これらの指標からは、互いに助け合わずに国の補助を得る、すぐに離婚する、寂しいので喫煙する・・など、人間関係が希薄な印象がうかがえます。
札幌は、よそ者に住みやすいと言われていますが、互いに干渉するなど人間関係のドロドロが無い代わりに、人間関係が希薄で、非常に醒めた地域であるといえるのではないでしょうか。
The comments to this entry are closed.
Comments