さまざまな活動間の連携が薄い
どんな活動でも、ある時期盛り上がりますが、だんだん退いていくのが一般的です。単に飽きるとかくたびれる場合もあれば、その活動の役割が終わる場合もあると思われます。
札幌エリアの産官学(個人)のネットワークであるNCFの活動も、'96~'97年あたりには、大変盛り上がったようですが、現在では、MLが残っている程度です。それぞれの人たちは、NCFでの体験をベースに新たな活動に向かったり、日常に戻っており、何か必要があると連携しあうという形になっています。
個人的なネットワークは生きていますので、必要があれば相談もするし、助け合うこともあるのですが、平常では、まったく別々に活動しています。これは、当たり前といえば当たり前なのですが、札幌エリアのいろいろな活動がバラバラに行われていて、それが全体としてのパワーに結びついていかないような印象があります。
NPOだけでなく、たとえば、札幌エリアでは、コンサドーレ札幌があり、ユースやファンクラブ、コンサドールズというダンスチームもあります。また、YOSAKOIソーラン祭りもあります。最近では、日本ハムファイターズも札幌を本拠地にしました。
こうしたいずれも札幌エリアを元気にするための仕掛けがあるのですが、これらは、それぞれ頑張っているけれども、ほとんど接点がないのです。
確かに、YOSAKOIソーラン祭りの白い恋人会場(コンサドーレのオフィシャルパートナー石屋製菓)では、コンサドールズが踊りを披露しています。また、日ハムの応援歌「Go!Go!ファイターズ」の踊りをYOSAKOIソーラン祭り組織委員会が振付をし、踊りの指導も請け負っているなどの係わりが生まれています。しかし、そのほかは、ほとんど見当たりません。
本当に関係を持つ必要がないのかもしれませんが、関係を持った方が互いにとってメリットがあるのではないか、と一度考えてみるのも無駄ではないように思います。個人的な印象では、自分たちよりも成功している、元気があるところと組むのを怖がっているような感じも受けます。飲み込まれるのが怖いのでしょうか。相手をよく知ろうともせずに、拒絶するような印象を受けます。
良く分からないのですが、北海道では、競争を嫌い、それぞれの縄張りをそっと守るというような体質があります。少ないパイを取り合わないという暗黙の約束事があるようなのです。そうかといってある分野で独占になるというのではなく、同じようなことをそれぞれ趣味的に(俺のやり方で)やっているのです。競争することで個々に力をつけ、パイを拡大するのではなく、小さなパイをさらに小さく分け合って俺は俺のやり方でやると閉じこもっているのです。
- 競争によって互いに磨きをかけあって全体のパイを大きくする。
- 競争によって優れたものが勝ち残り、劣るものが消える。
- 同じようなことをやっている同士が話し合って共闘する。
- 異なることをやっている同士が相乗効果を発揮するように共闘する。
1や2が嫌なら、3や4について考えてみても良いのではないかと思うのですが。
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