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June 20, 2005

「地域」としての知識創造4-異質なメンバー

野中先生が企業組織の知識創造について整理した10の命題について、組織を「地域」に読み替えて考えてきましたが、余りにも抽象的な話になってしまうので、命題3までで辞めることにします。

個人の知識創造が組織の知識創造になることについて、具体例を挙げて説明している箇所を読みながら、重要と思われるポイントについて抜書きしていくことにします。

まず、個人の知識創造を集団の知識創造にするためには、対話をするための場が必要でしたが、そこに集まる個人が異質な方が良いと書かれています。異質な個人の集まりだと、視点の移動が活性化され、互いに刺激しあう度合いが高いからとのこと。

企業の商品開発の場合には、開発担当者だけでなく、生産、販売、マーケティングなどの部門からなるプロジェクトチームを作るのが良いといった具体です。

地域の場合には、たとえば、小学校の総合学習を考えるにあたっては、学校の先生や父兄だけでなく、商店街の人や市役所の人、NPOの人などが参加したほうが良いということになります。

商品開発チームの例では、メンバーは10~30人くらいとのことです。これも、地域の課題解決にあたっても、コアメンバーはこのくらいが妥当なのでしょう。ロス・メイフィールドさんの3つのネットワークの類型でも、創造的ネットワークの大きさは最大12とされていました。

日本では、商品開発にあたってよく合宿が行われ、夜なべで議論されることが多いです。地域でも、役所の会議室などで時間を区切って議論するのではなく、夜まで談義ができる設定が必要といえましょう。

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At this moment I am going to do my breakfast, after having my breakfast coming over again to read more news.

Posted by: Delhi Escort | December 22, 2014 12:13 PM

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