設計科学 その4
3.最適化と満足化:現実主義的設計と理想主義的設計
○経済学的・工学的な設計の多くは最適化を、公共政策の基準値や規制値は満足化をそれぞれ決定基準にしている。
○最適化の水準は、与件のいかんによって決まり、満足化の水準は、要求水準のいかんによって決まる。
○最適化は、改善の可能性のない状態であり、満足化は、改善の必要のない状態である。
○設計を促す問題状況の多くは、満足化していないが最適化しているという状態、すなわち改善の必要性があるが改善の可能性がないという状態である。
○とすれば、改善の可能性を切り開くために与件とされる条件を変える必要がある。与件の設定を前提にする設計である。
○現実主義的な設計は、「可能性」を重視し、理想主義的な設計は、「必要性」を重視する。
○後者は、当然のことながら壁にぶつかる。その隘路を克服するためには、設計の与件、すなわち設計の支援/制約条件となる既成プログラムの「ロバスト性」の再検討を欠かせない。与件の改善を設計した上での設計である。
・・なるほど。
まだ、応用できないけど、なんとなく分かる。札幌ITカロッツェリアの終盤に向けて、与件を変える必要がありそうだ。
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