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January 02, 2006

設計科学 その15

○この点は複雑系科学についても妥当する。法則的複雑系の普遍・不変の法則とその数学的構造は、同時成立して等価であるが、プログラム的複雑系の数学的構造は先行するプログラム選択(むろん数学的に表現されたプログラムを含む)によって決定され、その逆ではない。プログラムが変われば、秩序の数学的構造も変わる。

○とくに工学的なプログラム的複雑系の場合、その非線形性が望ましくないと評価されるなら、それを解消・克服するようなプログラム的介入が設計されることになる。

○こうした問題の所在が自覚されていないのは、結局のところ、「汎法則主義」のもとで「法則」と「プログラム」の秩序原理としてのラディカルな相違(前者の普遍=不変性と後者の-対象内在的記号による被構築性に起因する-特殊=可変性、つまりメタファーでいえば設計図的性格)が気づかれず、したがってまたそれが根本範疇化されていないからである。

秩序の数学的構造の解明は、法則的秩序とプログラム的秩序とでその意義を異にするというべきであろう。

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Comments

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