産学連携事始より
荒磯先生の連載から再度、産学連携を学とする場合のポイントとなるテーマで私が関心を持ったことを整理しておこう。
1.同床異夢のように、産と学とでは、同じ研究といってもスタンスが異なる。
- 学:自分でテーマを決め、次から次へとテーマが生まれてくる。
- 産:目的が外から与えられ、目的が達成されると終了する。
- 学:研究したことを公表したい。
- 産:知財などにして公表したくない。
○これは何学になるのだろうか。
○担い手間のコンフリクトをどのようにコントロールするかというテーマなのだろうか。
○担い手間のコンフリクトは、産と学の間だけでなく、産と産の間でも起こる(IT産業と他産業、同じIT企業間)。まして官というプレーヤーが増えれば。官の場合には、国、道、市もあれば、国のなかでも省間があり、道のなかでも部ごとや人同士のコンフリクトがある。
2.企業のイノベーションプロセスのどこにどう学が絡むと効率が高まるのか。
○最初の段階でのフリートーク、知財の活用、モード2の共同研究。
○これは企業イノベーション論、知財活用論、それとも知的生産プロセス論のどれになるのだろうか。
3.比較産学連携論
○オウルと札幌、オウルとシリコンバレー、札幌と岩手とで、産学連携のやり方に違いがある、あるいは成果が異なるのは何故か。
4.産学が連携してイノベーションを起こす仕組み。
○大企業は、シーズから、中小企業はニーズからの方共同研究が多い(大分大学伊藤正美氏)。どうやってマッチングしやすくするか(リエゾン機能)
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Comments
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