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February 19, 2007

結婚難の原因

第二章は、山田氏の「結婚の現代的意味」である。

山田さんは、第一章の大橋さんが、同じく結婚の経済学を扱うが、自己実現機会や機会費用などの周辺的な変数を強調するのに対し、生活水準と親密性の充実という基本的な欲求を重視する。前者が経済的に豊かな社会では、人々は経済的豊かさ以上の何かを求めるはずだという仮定に立っているのに対し、山田さんは、経済的に豊かな社会だからこそ、今ある豊かさを失いたくないという動機づけが強まるとしている。人々の意識が変化したのではなく、結婚を巡る環境が変化したので、結婚難が生じているという立場。

①低成長化により、結婚によって生活水準が低下するようになった(結婚前は親元で豊かな生活をしているシングルが増えた)。②結婚によって親密性の水準が低下する状況になった(結婚しなくても自由に男女がつきあえる)。

山田さんは、上記①②によって、女性は、将来を含め、経済力のある男性が現れたら結婚しようと思い、男性は、経済力ができたら結婚しようと思っている。しかし、年功序列が残っていて、かつ低成長のなかで、若い男性がそれなりの経済力をもてなくなっており、コレが晩婚化を招いている。男性も、女性も、専業主婦を望んでいることは変わっていないのに。

男性がフィリピン、タイなどの女性と結婚するケースが増え、女性が欧米先進国の男性と結婚するのがその表れである。女性は、父親の経済力があり、自らも学歴が高い女性が結婚できず、男性は、所得が低く、学齢が低い場合結婚ができない。

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Comments

特に20代の平均年収は、女性の方が高くなりました。
若い女性は、接客業などで需要が高いです。
それに対して男性は、相変わらず年功序列の下働き。
高学歴・一流企業であっても20代は低賃金だし、終身雇用も崩壊。
※上が詰まってポスト不足、30半ばで平社員も増えています。
それどころか、正社員になれたかった団塊ジュニアが多数います。

そもそもシルバー民主主義で、若者が貧困化しています。
今や貧乏子沢山ではなく、貧困層ほど未婚・子無し夫婦・一人っ子が多いです。
※狭い木造アパートだと一人で十分(二人だと騒音)、進学費用も一人分しか出せず、働いているのと二人目は大変。

年収が増える中高年になると、女性はジジイ嫌だと言い始めます。
同世代のアラフォーは、不妊・ダウン症のリスク大。
※途上国の女性は、お金(仕送り・永住権)だけで結婚するが・・
シングルマザーですら、ジジイを拒否します。
出戻り・養育費・母子手当などで、男に頼らず生きられます。
特に20代の平均年収は、女性の方が高くなりました。
若い女性は、接客業などで需要が高いです。
それに対して男性は、相変わらず年功序列の下働き。
高学歴・一流企業であっても20代は低賃金だし、終身雇用も崩壊。
※上が詰まってポスト不足、30半ばで平社員も増えています。
それどころか、正社員になれたかった団塊ジュニアが多数います。

Posted by: パート主夫 | April 07, 2017 at 11:52 AM

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