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June 13, 2007

都市再生のための道具箱3

この本は、都市計画専門家であるランドリーが、都市(再生)計画を実施してきたたくさんの経験をまとめたもののようで、都市計画をするにあたっての心構えやハウツウを書いたものらしい。

都市再生にあたっては、単なる都市計画(道路を作るなどの物理的な計画)だけでなく、ソフトを重視すべきで、そのソフトのことを「文化」といっていて、新しいやり方で都市再生計画を実施するにあたっては、創造的に取り組む必要があるとしている。

本のタイトルの「創造的」都市というのは、(1)都市が創造的でなければならないという話と(2)都市計画を実行するにあたっては、これまでのやり方ではなく、創造的にやらなければならないという話が二つ書かれているらしい。

札幌での経験から、都市で何かをやるときには、いろいろな利害者の調整やガバナンスの重要性を感じたので、(2)についても関心があるが、当面の関心は、(1)創造的な活動にとって都市がどのような役割を担っているのか、創造的な活動を促進するにあたって、どのような機能が都市に備わっている必要があるのか、人工的にそういう仕掛けを構築することが可能かである。

つまり、しばしばクリエイティブ・ミリューと言われる創造的な環境は、単に都市には、いろいろな価値観の人々が集まっているので刺激があるからということだけなのか。そうではなく、A市は創造性が活性化されるのに、B市では創造性が萎縮してしまう、その違いはなぜかといったようなことがあるのか。・・・このあたりに興味がある。

(1)と(2)を分けて読み進めてみたい。

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