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January 07, 2008

情報が地域をつくる

前の前の記事で書いたように、生産の基盤が異なってきているのに、地域のイメージのみ時間を超えて継承されてきているため、イメージが逆に生産の基盤の変容を邪魔している可能性がある。

祭りの研究をしている田川さんが、角館は、祭りが面白くてしょうがないので、年がら年中祭りの相談をしているので、これが変革を阻害しているのではないかという着眼をしていたが、これはそうなのではないかと思う。

現在は、新たにフラクタルな個人が自治をはじめつつあり、新しい実体に対する物語が生まれなければならない。ところが、前の時代の物語が非常に根深くあるので、新しい実体が生まれるのを阻害している。

新興地域は、物語がないので、物語づくりをしようというところ(原宿表参道商店会がよさこい祭りを実施するのは、まさに物語がないからなのだ)なのだが、昔からの地域は、人も減少し産業構造も変わって人々の生活も変化しているのに、物語のみが残っている。

研究会で「文化資産・遺産」といっているのは、祭りや規範であり、角館の例は、まさにそうかもしれない。

原宿は、祭りも鳶も居ないが、銀座は、祭りは不明だが、鳶はいる。原宿は伝統がない分、自在であったかもしれない。

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