読書メモ
このブログは、ずいぶんお休みしてしまっている。
読書・TVメモ:備忘録として記しておきます。
1.北海道の市立砂川病院がマグネットホスピタルとして紹介されていた(7月10日NHKクローズアップ現代)。
マグネットホスピタルとは病院における研修(具体的なイメージとしては後期研修、専門研修など)をする過程の中で、ローテーションの1つとして地域の病院にも派遣するものらしい。
1.自治医大→社団法人地域医療振興協会→地域医療研修センター
ここは、夕張希望の杜の村上医師が研修した五十嵐教授の理念でなされているようだ。総合的な医療(一人でどんな病気にも対応)ができることに加え、地域のことも視野において活動できる人材育成のようだ。
1.数学を学びなおせる本
・数学でつまづくのはなぜか(講談社新書)
・いちばんさいしょの算数(ちくまプリマー新書)
・算数再入門(中公新書)
1.大分県大山町農協の地産地消レストラン+直売 12億円の売り上げ
(バイキングが3ヶ所、直売所が5ヶ所)
大山町は、平成17年3月に日田市に合併。NPC運動第三期はまだ続いているのだろうか。
1.養豚業 宮崎県都城市 はざま豚(大豆きなこを肥料に入れたきなこ豚):2頭からはじめて日本で最大規模。循環型農業。
・豚事業部(母豚6,000頭・肉豚70,000頭)
・牛事業部(繁殖牛2,700頭・肥育牛4,000頭)
・野菜事業部 200ha
・肥料事業部6ヶ所
・食肉販売事業部 直売所
1.有限会社新福青果 都城市
http://j-net21.smrj.go.jp/expand/shigen/nintei/shinpuku.html
・直営農場本社近くに150ヶ所:新福青果社屋の10キロ圏内に分布する直営農場は新福青果社員が管理、運営しています。農場番号ごとに、データをコンピュータで一括管理。より効率的な生産を実現しています。 本格的有機栽培を推進するため、専用の堆肥工場を保有して土づくりに力を入れています。新商品開発、栽培方法の研究も行っています。
・契約農家400軒:
1.千葉県立東金病院
・東金病院とNPO法人地域医療を育てる会の協同プロジェクト『医師不足による地域医療の崩壊と市民および医療者の協働による地域医療再生プロジェクト-人材育成と地域医療連携-』が、日本計画行政学会の第12回計画賞の最優秀賞に選ばれました。
医師のコミュニケーション力を高める研修に地域の人がお手伝い(発表についてのコメントをする)。
・千葉県立病院群 総合医・家庭医養成プログラム『わかしお』が日本家庭医療学会 後期研修プログラムに本認定されたことに伴い、県立病院群後期レジデントの受け入れを開始しました。
1.県立柏原(かいばら)病院の小児科を守る会
1.福井県週一回子育ての日。事例として福井県民生協(男性の子育てで早く帰宅)。
・スウェーデンでは、ワークライフバランスを大切にしており、産休を取った女性が頭取に。生産性アップと消費者の目を持てる。
1.鳥取市湖南 小中一貫校(中国地方ではじめて。特区による)
1.鹿沼市:子供が3人になると支援が手厚い。アンケートで理想は子供が3人と出た。「子育てにやさしいまちづくり条例」5本の柱、22事業
1.井上さんがやっているSVP(ソーシャル・ベンチャー・パートナーズ)東京
・投資先例
・宮地ブタ
・マドレポニータ(産後の母体の健康)
1.木下敏之(前佐賀市長:夕張希望の杜のブログ発信)
・彼の本に出てくる企業名:E-corporation(韓国のソフトウェア会社、安い住民票発行機)、インスパーク(コンサル)
夕張希望の杜のブログ発信を提供しているというので、彼が出版した『なぜ、改革は必ず失敗するのか』を図書館で借りて読んだのだが、メモも取らずに返却したようなので、ウロ覚え。彼のブログにコメントと目次が出ている。
人口減少(将来さらに)をきちんと見据え、財政再建のために、いろいろと手をつくしたことが書かれている。補助金狙いで建てたハコモノを売却した話、談合体質をなくさせる話、ビジネスが分かる人が自治体経営をすべきという話、そうでないなら、外部のコンサルを活用すると良い話、役所が導入した機械よりもずっと割安な韓国製の機械を導入した話。お手盛りのような給与体系を是正した話。県庁との戦いがあった話(なんだったか忘れた)。大都市はこれから高齢化が一気に進む話。子育て支援・新産業育成が重要という話。人材が居ない話。
部外から市役所に降りてきて改革をして大変だったろうと思う。一方で、彼自身から具体的な次の提案が見えない。外部コンサルや韓国製機械の導入は、この通り上手くいったのだろうが、ちょっと心配(素人がだまされているかもしれない、一人で大変だろうが外部を活用すると組織の人々がそっぽを向いてしまう)。
1.石川県の佛田農産
・アーティストへの投資をしているファンドに農業もアートであるとして投資組成依頼(消費者が応援するスキーム)
・売上高1億円
・地産地消のため、地元ホテルなどと地元農家を出会わせる(同じテーブルにつかせる)。有限会社プラウ、JAMMというマーケティング会社も経営。
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