室戸市
池田資料で小地域福祉の担い手として公民館の事例に前記事の松江市と室戸市が挙げられている。そこで、室戸市の福祉・公民館でネット検索してみると、「むろと地域福祉実践セミナー」のちらし(09年2月)が見つかった。
これによると、室戸市では、「誰もが安心して暮らせる地域をめざして」おり、このセミナーは、その報告とのこと。プログラムでは、実践例が挙げられている。
①地域食堂(室戸岬公民館)
②ふれあい日曜市(羽根公民館)
③ならし☆かめ太郎ひろば(奈良師集会所):地元ボランティアが高齢者の交流の場として、月一回ミニ喫茶「ならし☆かめ太郎」を開催。
④べっぴんさんの家(吉良川町):重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けている吉良川の町並みの中で室戸の食材を使っての食事処とのこと。地元の女性グループ「べっぴん家さん」が運営する。ミニ皿鉢料理が1000円。
⑤子供の居場所づくり(佐喜浜生活改善センター):この地区は公民館がないので、改善センターがスポーツや読書などの課外活動や帰宅待合などの場所として活用されているとのこと。
とあり、「特別レポート」として、山間部での高齢者の暮らしを支える活動-移動販売が果たす役割となっている。
①から⑤にみられるように、公民館を拠点として、地域に必要なサービスを主にボランティアで提供しているようだ。
ネット検索していたら「室戸イズム宣言」という『Juntos』の別冊も見つかった。住民が知恵と工夫で自分たちの地域を豊かにしようという取り組みとのこと。
この本を出版しているのは、池田さんのNPOです。
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