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April 07, 2009

すずの会(神奈川県)

池田さんの資料によると、ボランティア団体で小地域福祉の事例として、すずの会(神奈川県)と沖代すずめ(大分県)が取り上げられている。

まず、すずの会を見てみる。

代表の鈴木恵子さんは、親の介護を10年間したのをきっかけに、PTA仲間5人を中心に1995年にボランティアグループ「すずの会」を設立した。すずの会という名称は、「困ったときに気軽に鈴を鳴らしてください」という思いをこめて名づけたという。

1999年に、利用者の視点に立った介護情報誌「タッチ」を発行。2001年に川崎市の介護予防事業「わたしの町すこやか活動」に取り組む「野川セブン」を結成、代表となる。

すずの会の活動は、

1.ミニ・デイサービス:川崎市野川老人いこいの家を拠点に、昼食をともにしながら、おしゃべりや遊びをする。そうした中で、お年寄り一人ひとりの日ごろの様子をじっくり聞き、暮らしや健康に問題が起きていないかを気を配りながらニーズを把握する。

これによって日常的に支援が必要な人を早期発見できる。日ごろからサポートが必要な場合、本人や家族と相談し、日常的に見守りを実施する。

2.ダイヤモンドクラブ:地域の中で孤立しがちな高齢の方や障害を持つ人、子育て中の母親が気軽におつきあいできる場。歩いて数分のご近所の人たちが集まって井戸端会議のような感じでおしゃべりをする。個人宅を開放してもらっている。

最近は、こうした活動が定着し、ご近所の輪に広がりが見えている。防災、子育て、認知症予防、介護者支援につながっている。

3.地域調査研究会:地域に潜在している問題をできるだけ早く発見し、未然の防止や迅速な解決に結びつけるため、調査研究をしている。それが「すずの会メソッド」と呼んでいるマップづくりである。

現在取り組んでいるのが、「地域の要援護者の助け合いマップづくり」。要援護者のちょっとした見守りやお手伝い、災害時の手助けを行うときの資料となるとのこと。

このほか、「高齢化する団地を明らかにするためのマップづくり」、「野川地区の災害時において災害弱者へ適切な支援を行うためのマップづくり」をしているとのこと。

このマップづくりについては、住民流福祉総合研究所の木原孝久所長が本家らしい。

鈴木さんも厚生労働省の地域福祉の研究会第三回で報告しており、資料がある。資料後半に新聞記事があり、マップの作り方や活用方法などが詳しい。

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