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August 18, 2010

討議的民主主義とコミュニティ・ガバナンス

「グラスルーツ」で検索したら、『ヘスティアとクリオ』という雑誌に行き当たった。雑誌名の意味は分からないが、コミュニティ・自治(ガバナンス)・歴史研究会とあり、まさに私が気にしている内容が盛りだくさんである。HPは、ここhttp://www.sal.tohoku.ac.jp/~n-yoshi/hestia/html/backnum.html

ちなみに、HPの英語表記には、Society for the Research of Community, Governance and Historyとされているのに、その訳では、governanceに「自治」を充てているので、これを英語で調べてみると、やはり「統治」とか「管理」など上から目線の訳になっている。そこで、「自治」で調べてみると、self-governmentと autonomyという英語が充てられている。

おそらく、この人たちは、私と同じように、真の自治の在り方を求めているようだ。

2007年の№6の巻頭言で、東北大学の吉原直樹教授が表記のタイトルで文を寄せている。そこでは知人の経験談としてある委員会の模様が描かれていて、委員が多様な議論をし続けているが、進行役として、議論を方向づけることをやめたという。委員会を重ねるたびに、委員それぞれが自らの発言にこびりついている立場性を相対化するようになるのがそう遠くないとみているからだという。

そして、この吉原先生は、、一方で町内会を、もう一方でボランタリー・アソシエーションやNPOを、また行政や企業などの社会における立ち位置を考えながらコミュニティ・ガバナンスを考えているという。そして、対位法的な考え方の限界を感じつつ、それぞれの組織の持つ自己組織的な力を見極めながら、それっらがネットワーク状に節合する可能性や、そこから派生する創発的なもののについて考えているという。

これは、ガバナンス本来の発想に立ち返ることであるが、これをやらないと、コミュニティ・ガバナンスという言葉が独り歩きして、かえって最強のガバニンク様式=ガバメントに組み込まれてしまうと懸念している。

日本では、コミュニティもガバナンスもよく考えないで早急に日本に導入され、流通しているが、脱文脈化と再文脈化が必要ではないかと言っている。

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むずかしい言い方なので良くわからないものの、議論をすることによって、相手の立場も理解し、互いに合意点を見つけ出していくのが民主主義だと思うのだけど、我々は、この訓練をなされていないのが問題であると思ってきたが、たぶん、先生もそんなことを言いたいのではないかと思う。

そこで、「討議的民主主義」を検索してみると、いろいろ出てきて、専門家の間では、問題になっていることのようだ。「コミュニティ・ガバナンス」についても、検索するといろいろ出てくる。これについては、別途紹介・検討する。

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Comments

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Posted by: std testing tucson | June 13, 2014 at 12:43 PM

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