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2011年2月28日 (月)

西東京市子育て応援ガイドブック「いこいこ」Vol2

FM西東京の「ハッピーう~たん」という番組に「う~たんプロジェクト」というのがあって、そのHPで西東京市子育て応援ガイドブック「いこいこ」の完成披露会が2月23日に市民会館で開催されるとありました。

耳鼻咽喉科の先生から、めまいがするのは、運動不足と言われていることもあり、散歩がてら、どんなイベントか見に行きました。

「いこいこ」完成に合わせて、いろいろな子育て関係のブースがありました。

Sikoiko

子育てしているママたちが、こういう冊子を作るのは、とても大変だろうと思い、その実行力には、頭が下がります。

でも、正直、内容には、ちょっとガッカリしました。

掲載されている場所が公的な施設が中心だったからです。

Mokuji

もっとも、引っ越ししたてのママやネットを使わないママにとっては、こうした公的な施設の情報ですら得難いのかもしれませんし、それぞの施設ごとに、丁寧に取材したと思われる「ここがオススメ」というママ目線の情報も書かれています。

でも、この程度のパンフレットだったら、本当は、公的な施設が作り、引っ越ししてきたり、子供を産んだお母さんに、積極的に差し上げるべき内容のように思います。

発行者「西東京子育てコム」

あとがきには、「この冊子は、社会福祉法人西東京市社会福祉協議会、公益信託オラクル有志の会ボランティア基金の助成金をいただき作成しました」とあります。

折角民間ベースで作成するなら、もうちょっと、やわらかいというか、子供を連れて入りやすいお店とか、ベビーカーで通りやすい道とか、子供の年齢に応じて参加できるイベント紹介などがあったら良いのにと思いました。

でも、これは、子育てもしていない第三者の意見なので、お節介かもしれません。

ついこの間まで、母を車椅子で散歩させたり、買い物に付き合わせるのに、歩道が狭かったり、短く切れているので、車いすを持ち上げるのが大変だったり、お店では、段差があって入れなかったり、鋭角の交差点では、車や飛び出してくる自転車が怖かったり、といろいろ苦労がありました。

子育て中の知人に、それはベビーカーで子供を散歩させるときに感じることと同じだと言われていたので、きっとそんなことも「いこいこ」には取り上げられているかと思っていたからです。

また、子育てタクシーを生んだ香川の「わははネット」が出している情報誌『おやこDEわはは』には、キッズスペース付のネイルサロンの情報や、親子で遊べるおもちゃやさん、オムツ変えスペースのある英会話教室などの情報があります。ここでは、携帯電話で、子供の年齢に応じたイベント情報などを選択して流すほどきめ細かい情報提供をしています。

私自身は、母の介護をしながら、介護応援ガイドブックなど作ることも思いつきませんでしたから、「いこいこ」を作られたママたちは、本当にすごいと思います。

こうしたイベントを通じてそれぞれ別々に活動していた方々が連携したり、手伝う人も増えるなどして、だんだんにもっと子育てしやすい町になっていくのだろうと思います。

今は、ちょっと第三者的なコメントのみで(汗を一緒にかかず)、ごめんなさい。

まずは、コメントまで!

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コメント

ベビーカーで入れるお店とかの情報があったらモアベターでしたね。

西東京子育てコムの代表 田中のり子さんは、元々保健師として埼玉で働いていた方で、
去年まで、ひばりが丘で子育てママたちが集えるコミュニティカフェのような場所を
開いていました。

去年、ゆめこらぼでは、いろいろと話し合っていました。

そのうち、ママたちの座談会とかをやって、困っていることや、オススメのお店などを話し合って、
その様子をみんなが見られるようにするとかもいいなと思ったり。

そうですね、子育てしながら大変でしょうが、もう少し、活動が練りあがっていくとよさそうですね。期待しましょう!

披露会に来て下さり、さらにはblogでも取り上げてくださり、ありがとうございます。

実は、このみさんが期待しているような内容は、第一弾を作る時から何度もメンバーから
「掲載したい内容」として挙げられています。
でも、採用されません。それはなぜか。理由は2つあります。

1:西東京市内では、子どもを連れて安心して行ける施設が多くありません。
(安心というのは、バリアフリーしているというハード面だけではないと思っています)
2:お店は閉店してしまうこともあり、冊子という手元に残るものよりWebなどで
 適宜更新できるものの方が良いのではないか。
という点から、毎年採用を見送っています。

また、今年のガイドブックについては、「情報収集の方法」を目的として作成しているため
公共施設が中心となっております。
さらに、ママ達は口コミ(ネット)を使った情報収集が多く、一般的なお店などの情報は
Web上に情報過多と言ってもいいほど、玉石混交で存在しています。
ですが、一番身近なはずの「行政」などは、情報交換されることはありません。

私は、職業柄(元保健師)行政の支援の内容を把握するのが、
子育てをしていく上でメリットが大きいと考えています。
なぜなら、税金を納めているのだし、無料のサービスがあるにも関わらず
申請主義なので、知らなければ使うこともなく過ぎてしまって、もったいないと思うからです。

なお、ご存知かもしれませんが、車いすで入れるお店については
平成17年に市で「バリアフリーマップおでかけ情報地図」として発行された物があります。
市が作成したものなのに、一般のお店なども掲載されていて珍しいなぁと思いました。

上記の理由から、飲食店やお店の情報は冊子にすることは今のところ考えていません。
ゆくゆくは、商工会などと協力してWeb上で掲載ができればいいなと思っています。
長々と失礼いたしました。

田中のり子さん、コメントどうも有り難うございます。上記納得です。

田中さんたちの活動が広がって、お店の人たちも子育て支援などを考えたお店づくりをする(まぁ、地価の高いなかでは難しい面もあるでしょうが)ような方向になっていくと良いですね。西東京市は、子育てにやさしい店が多い町なんてなったら素敵です。

また、おっしゃるように、公共の情報って、黙っていてもくれないことが多く、自分でアクセスしないと得られないですね。「バリアフリーマップおでかけ情報地図」なんて知りませんでした。

冊子が広告などで賄えるようになり、その冊子に載ることが店のステイタス(子育て支援している)になるとか、町じゅうが、子育て支援に関心を持てるようになるという可能性も探りたいですね。

いずれにせよ、汗をかき、実行している皆さまには、頭が下がります。頑張って下さいね。

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