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2012年7月18日 (水)

地域イノベーター養成講座(「あったらいいな」を形にする)第一期

1.第一期の進め方

第一期は、おそるおそる始めたのだが、実際には、物凄い密度の濃い展開となり、主宰者も圧倒された。

1.最初に、私が①地域が注目される時代背景、②イノベーションとは何か、③先進事例、④海外の社会(ソーシャル)イノベーションで使われているツールなどについてお話した。

2.その後、受講生から、各自が持っている「もやもや」(あったらいいな)を話してもらい、それを参加者が皆で議論することによって、「もやもや」を整理するというやり方をした。

3.また、先輩起業家をゲストとして及びし(まちかど保健室の喜田さん、tadaima!の三木さん)、①その方たちが何故事業を始めたか、②やってみてどうだったか、③現在どんな課題を持っているか等のお話をうかがい、その課題について、ワークショップで受講生が議論して解決策を提示し、ゲストからコメントを頂くということもやった。

立派にみえる先輩起業家も悩みを抱えながらやっておられることが分かり、また、その方々の課題を考えるなかで、受講生は、自分でも、何かやれるのではないかという気になることができた(自信を持てた)。

また、老若(20代から80代)男女、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちが発表者の「もやもや」をいろいろな切り口で議論することにより、発表者自身も自分の問題意識を明確にすることができるようになり、悩んでいるだけでなく、一歩踏み出したくなっていった。

自分の「もやもや(あったらいいな:でもどうやって実現するか?!)」を皆に議論してもらうことを、次第に「まな板の鯉」になると言うようになった。

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2.Facebookの非公開グループで議論を続ける

第一期には、Uストリームで配信したり(後で録画も見れる)、私が議事録概要を作成したり、発表者のパワーポイントなども出来るだけ全員が共有するようにしたりなど、仮に欠席位しても、議論に乗り遅れないよう工夫した。

また、Facebookに非公開グループを設け、講座時間内では不足している議論を続けたり、追加情報などを共有したりした。

ほぼ全員Facebookに参加できたので、これも一体感を持つのに有益だったと思う。

3.皆が「まな板の鯉」になりたがる

講座が進むなかで、オブザーバー的に参加していた人たちの中から、実は自分も「もやもや」しており、皆の意見を聞きたいという人が次から次へと現れるようになっていった。

これが主宰者にとっては、驚きだった。

こうして、ほとんど全員が「まな板の鯉」となり、8日間の間に自分でも何かやれるぞという気になって第一期が終了した。

受講生の方から、数ヶ月後に同窓会をやろう(それまでにもっと形にするぞという意気込み)と言う話が出るほどだった。

4.「まな板の鯉」、場の力、対話の力

第一期の予想以上の盛り上がりは、「場の力」、「対話の力」とでも言う働きと言えるだろう。

もっとも、今冷静に考えると、養成講座に参加しなくとも、各自、具体的にやりたいことを持っていた人が多く、ただ、もやもやしていて、この講座が開催されることに反応した人が多かったからだと思う。

この講座では、自分の「夢」や「実行までの悩み」を集まった人たちがちゃんと聞いてくれて、かつ自分一人では考え付かなかったようなアイデアも出してくれるという流れが出来たことが、参加者の心をくすぐったのだと思う。

講座のセンセイ役の私がリードするというより、その場に集まった、多様な人たちの真剣な議論が受講生一人ひとりに、大きな刺激を与え、受講生自身の頭が動きだし、心が満たされたという感じだ。集まったメンバーが変われば、また講座の雰囲気も違っていたのかもしれない。

ともかく、第一期には、この養成講座の文化(上記の太字)が形成された。Ws
ワークショップの様子4月8日(この日は、NPO法人tadaima!の三木智有さんがゲスト)

5.フューチャー・センターの先駆け:Facebook、仙人の家、地域への関心

このような成果が生まれたの背景には、①Facebookというメディア(共感によって人とつながれる)、②会場となった仙人の家の雰囲気(狭いのと、迎え入れてくれる温かさ)、③地域への関心という時代の流れが大きく影響していると思う。

先日来、「フューチャー・センター」話題だが、小さいながら、これを先取りしていると思える。

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