おちゃわんリサイクル エコキャップ
ブログをさぼっていたので、話が前後します。
5月29日・30日と天ぷら油から作ったバイオディーゼルで走るバスに乗って、多治見にお茶碗リサイクルツアーに行ってきました。
これは、お茶碗リサイクルを続けてこられた「ごみ資源化市民会議」と「NPO法人エコメッセ西東京」の主催でした。詳細は、こちら。
不要になったお茶碗を粉砕し、新しい原料と合わせて再利用しているなんて知りませんでした。
視察の結果、粉砕だけしている会社は、行政から委託されると粉砕費用を貰えるけど、ボランティアから茶碗が送られてきても、賃加工にならないので、赤字になってしまうとか。
少々悲しい思いで別の会社に行きましたら、こちらは、粉砕だけでなくそれを原料に混ぜて製品化しているので、ボランティアからお茶碗が送られてきても、損にはなっていないとのことでまずはホッとしました。
こんな活動を地道にやってこられているなんてすごいなぁと思いました。
ゴミ資源化などをもっと進めようと、上記2団体を含む5団体(チャリティリサイクル市民の会、ごみ資源化市民会議、キラキラ西東京、チャリティリサイクル武蔵野資源化推進委員会、エコメッセ西東京)が7月1日に「循環型社会を目指す市民団体協議会」を結成されたとのことです。
回収する品目は、「おちゃわんなどの廃食器」「ペットボトルのふた」「プラスチックハンガー」「インクカートリッジ」「使用済み割り箸」「紙パック」「スチール缶のプルタブ」「アルミ缶」「廃天ぷら油」、将来的には「生ごみ」もとのこと。
西東京市は、行政でも、ゴミの分別をかなり進めているのですが、よりきめ細かく資源を再利用していこうとしています。
ペットボトルのキャップをプラスチック容器で廃棄するのではなく集めて、世界の子どもたちにワクチンを送っている団体がいるとのこと。小学校等では、既に取り組んでおられるようなので、お母さんたちはご存じなのかもれませんが、私は、知りませんでした。エクラアニマルさんの「河童のすりばち」の上映会で知ってから、私もキャップを集め始めました。
西東京市でも、廃油を回収していますが、これはインクの原料になっているらしいです。こちらでは、廃油でバイオディーゼルにする計画のようです。
今回利用したバスは、リボーンというエコツアーを専門にしている会社のバスでした。
多治見ツアーの帰りに寄った馬籠宿では、水車が回っていて、発電していることを見える化していました。
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