高齢者世帯の比率
先日夜中に作業していたら、ココログページが故障だったみたいなので、再度記入します。
高齢者の見守りなどが課題とされていますので、東京都と西東京市の高齢者のみの世帯と、高齢者の単身世帯を統計で見てみました。(2005年国勢調査)
高齢者についてみる前に、単独世帯(世帯人員が一人)というのを見てみました。前の記事で、区部は、高齢者の比率も低いが、子供の比率が低いという結果があり、学生や独身者などが多いからではないかと思ったので、それも一緒にチェックしてみました。
●単独世帯
やはり、区部では、単独世帯の比率が非常に高いです。平均で45.4%。市部では、36.0%です。
なかでも、新宿区、渋谷区、中野区、中央区、港区では、約6割が単独世帯となっています。
西東京市は、市部平均くらいです。
●高齢者夫婦世帯
高齢者夫婦だけの世帯は、区部では7.1%と少ないものの、練馬区、荒川区、葛飾区では、相対的に多い。
市部は、8.5%で区部に比べれば多いが、西東京市は、9.2%と平均より多い方。
市部では、東久留米市、清瀬市、東大和市が多い。
高齢者単身世帯
高齢者だけの世帯は、予想以上に区部に多く、区部9.2%、市部7.3%となっています。なかでも、台東区、豊島区、北区が多い。
市部では、三鷹市、清瀬市が多く、西東京市は8.3%で、市部平均より多い状況です。
●高齢者夫婦+高齢者単身世帯
両方合わせると、これから見守りなどの必要性が高い地域が浮かんでくる。
比率が少ないのは、中央区、江戸川区、稲城市で、前に見たように、人口が増えて、若い世帯が増えている地域。
比率が高いのは、区部では、台東区、練馬区、北区、豊島区、足立区。
市部では、清瀬市、東久留米市、東村山市。
西東京市は、17.6%で、市部平均15.8%よりは高いという結果です。
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ちなみに、私が住んでいる住宅は、戦中、中嶋飛行機に勤めていた人の社宅で、戦後、個人が買い取ったところです。だから、私と同じ団塊の世代とその親が住んでいて、今、親の世代が亡くなりつつあります。
だから、毎日のように、不動産屋のビラが入って、売りに出すなら知らせてくれと言っています。実際、随分、人が代わりました。また、奥さんだけ、旦那さんだけになった家も多いです。
私自身、親と暮らしていて、親がなくなり高齢の一人暮らしですが、隣は、奥さんがなくなって旦那さんの一人くらし。その隣は、息子が高齢の母親を見るために一緒に暮らし始めました。反対隣りも、息子が一人になった母親のために一緒に暮らし始めました。
一人暮らしの高齢者と地域に縁のない息子、新しく入居してきた家族・・・と、コミュニティはかすかに保たれていますが薄い関係です。一生懸命挨拶を交わすようにしていますが、ちょっと煙ったがられているようにも思います。
さて、10年後、どうなっているでしょう。
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