活動団体

2011年9月21日 (水)

西東京市で活動する団体

西東京市でどのような活動が行われているかを知りたいと思い、市のHPから二つの団体のHPに登録されている企業を一覧にしてみました。「tourokudantai.xls」をダウンロード

1つは、西東京市地域情報活動ステーションで、ここには、いろいろな活動をしている団体が名前や内容を登録しています。市民活動的なものだけでなく、コーラスのサークルとか、水泳や太極拳など趣味の団体も登録しています。

もう一つは、西東京市市民協働推進センター「ゆめこらぼ」に登録している団体で、こちらは、もう少し市民活動風です。

重ねて登録している団体を整理すると、全部で112団体ありました。予想以上に、いろいろな思いで、いろいろな活動をされている方がおられるのに驚きと感心しました!

この中には、私の知人が参加しているものも複数ありますが、私が参加しているコーラス団体は、入っていないので、おそらく、趣味の団体は、もっと沢山あるものと思います。

ちなみに、市民文化祭のプログラムをみると多彩です。

先の2つのHPに登録している団体のうち、NPO法人(特定非営利活動法人)は、20でした。

西東京市のNPOを全部探すにはどうしたらよいかと思いましたら、内閣府のNPO検索ページで東京都、西東京市、全部の業態にチェックをしましたら、85もの団体が西東京市にありました。「nishitokyo_npo.xls」をダウンロード

これが多いのかどうか分かりませんが、近隣都市と比べて、まぁまぁの水準のようです。

Npo
西東京市のHPには、NPOの実態調査報告書も掲載されています。平成16年と19年とがあります。

後者について概要をみると(61団体にアンケートをし、回答は34);

1.主な活動分野(複数回答)

「障害者福祉」が41.2%と最も多く、次いで「高齢者福祉」が38.2%、「まちづくり」が32.4%、「教育・生涯学習指導」が29.4%、「市民活動支援」が20.6%と続いている。

2.団体の活動地域

「西東京市と近隣市の市町村」が41.2%と最も多く、次いで「国内全域」が32.4%、「西東京市全域」が11.8%と続いている。

3.事務所の形態

「メンバーや会員の個人宅や勤務先等に事務局あり」が57.1%と最も多く、次いで「団体(法人)専用の事務所を借りている」が26.5%と続いている。

4.スタッフ人数

・常勤有給者は「0人」が64.7%にのぼっており、「1人~5人」と回答した団体が20.6%となっている。

・非常勤有給者は「0人」が67.6%にのぼっており、「1人~5人」と回答した団体が17.7%となっている。

・常勤無給者は「0人」が67.6%にのぼっており、「1人~2人」が26.4%となっている。

・非常勤無給者は「0人」が41.2%と最も多く、次いで「3人」と「5人」が11.8%、「2人」と「4
人」が8.8%と続いている。

5.会員募集の手段・方法(複数回答)

「くちこみ」が79.4%と最も多く、次いで「チラシ、パンフレットの配布や回覧等を通じて」が47.1%、「インターネットのHPを通じて」が41.2%と続いている。

最も効果的な会員募集手段としては、「くちこみ」が38.2%と最も多く、「新聞、雑誌等のマスメディアへ記事を掲載して」「シンポジムやフォーラム、イベントを通じて」「チラシ、パンフレットの配布や回覧等を通じて」が8.8%と続いている。

6.活動するうえで困っていること(複数回答)

「特定の個人に責任や作業が集中する」が38.2%と最も多く、次いで「活動資金が不足している」が35.3%、「新しい会員がなかなか入ってこない」が29.4%、「常駐する事務局の設置が難しい」が26.5%と続いている。

8.今後目指す方向

「行政との協働・連携を進めたい」が61.8%と最も多く、次いで「会員や活動メンバーを増やしたい」が55.9%、「本体事業・収益事業の充実や拡大を図りたい」が47.1%、「他のNPOとの連携を進めたい」が32.4%と続いている。

9.行政から必要な支援

「活動に対する資金援助」が41.2%と最も多く、「活動や情報交換の拠点となる場所の確保・整備」が38.2%、「市民や企業等において活動への理解と参加を促すための広報・普及活動」が35.3%、「市民が活動を体験できる場や機会の提供」が17.6%と続いている。

10.NPO企画提案事業

「知っている」が55.9%、「知らない」が32.4%となっている。

調査からは、小規模でやっていて組織化されていない、資金的にも苦しく、会員増加などが進んでいないことが読み取れる。

行政は、H21に「ゆめこらぼ」を作り、H22年から「NPO市民フェスティバル」を開催しているが、それによって、広報や交流は、どこまで進んだのだろうか。

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