田無スマイル大学

2012年7月20日 (金)

第一期生の「あったらいいな」の具現化

1.積み残しのプロジェクト

第二期には、第一期生のうち、もう少し案を練らないと動き出せないプロジェクトがいくつかありました。一つは、AOさんのプロジェクトとSさんのプロジェクトです。もう一つが、NOさんのプロジェクトでした。

2.元気がシニアがお出かけしたくなるサイト

(1)「あったらいいな」を自分で作るはめに

AOさんは、定年退職し、地域デビュー1年目。会社人間だったAOさんは、当初、戸惑いながらも、地域のさまざまな会合に顔を出すなどしてきました。

この養成講座にも、当初はオブザーバー的に参加されていたのですが、皆の「あったらいいな」に刺激され、ご自分でも「元気なシニアがお出かけしたくなるサイト」があったらいいのにと言いだされました。

新聞などで後から知って、こんな催しがあったんだったら行きたかったのにと思うことがある。鉄道会社やいろいろな主催者が情報を発信しているけれど、あちこち探すのは大変。元気なシニアは出かけたいと思っているし、お金も暇もある。こういう人たちがもっと外に出てお金を落としたら日本経済にもプラスのはず。

そういう一覧サイトがないなら、では、自分でつくってみたらどうかと皆に言われました。チャレンジ精神のあるAOさんは、「では」、とその気になったものの、ブログまではやれるけれど・・・自分でサイトを作れるものだろうか、どうやって情報を集めたら良いのだろうと当惑してしまいました。

(2)地域情報サイトをつくりたい

Sさんは、IT企業に勤めていて、社内の事業プラン・コンペに何か案を出したいとこの講座に参加しました。皆の話を聞いているうちに、地域密着型の情報サイトを作ると良いのではないかと思い始めました。

本当は、全国展開したいけれど、地域密着型サイトをどう作ったらよいか分からないので、では、西東京市を事例にプロトタイプを作ってみようかということになりました。

そこで、では、AOさんのを手伝ってみてはどうかということで、この二人をペアにしてしまいました。

そうした中で、三鷹市在住でIT企業に勤めながら地域活動もされているKさんも、地域情報を一覧できるサイトを作りたいと思っているとの情報を得られました。

そこで、AOさんのプロジェクトを、Sさん、Kさんが支援する形でともかく、西東京市の、それもイベント情報に絞って、HPを立ち上げることができました。

それがβ版「でかけよう」です。

(3)AOさんのキャラクターをもっと出しては?

講座でこのβ版を議論するなかで、情報をくまなく探して入力する作業が大変なので、顔見知りになった人で「情報の要」になっている人にもIDを与えて、その人にも入力してもらうよう情報提供者のネットワークを構築するのが良いのでは、といった話が出てきました。

また、今は、西東京市のイベント情報の一覧を作成しましたが、情報一覧という無機質なものではなく、もっとAOさんの個性を打ち出した方が良いのではないかといった意見も出てきました。

AOさんのキャラクターをもっと打ち出したり、西東京市だけでなく、広く多摩地域にも広げて、本当にお出かけしたくなるサイトにまで成長させられるかは、これからの課題です。どのように成長していくか、とても愉しみです。411_2
                            発表者はスマイルチョコを貰えました(*^_^*)

2.「笑顔診断書(仮称)」により健康な人を増やす

(1)久し振りにあった知人に顔が変わったどこか具合が悪いのではと言われた

NOさんは、久し振りにあった知人に「顔が変わったようだ、どこか具合が悪いのではないか」と言われたという。聞き流していたら、数ヶ月後に大病を患った。

自分も奥さんも毎日顔を見ていると気づかないが、久し振りに見ると、違いが分かる経験は良くある。1

そこで、理美容の人に、顔の変化を指摘してもらう事業を考えついた。理美容の人がこれで付加価値サービスを提供できれば、商店街も活性化するだろうし、ひどい病気になる前に早めに医者に掛れば、医療費も削減されて、三方に良いのではないか。

(2)医者でない人が「診断」できるのか

NOさんの事業案は、大きく2つ我々では、判断ができないことがある。一つは、顔のむくみや顔色などでなんかヘンくらいは分かるものの、医者でもない人がどこまで判断できるのか、判断なんてしてよいのだろうか。もう一つは、理美容業が、これを付加価値サービスとして受け入れてくれるだろうか。

後者については、受講生の仲間が自分の馴染みの理美容業者になんとなく打診してみたところ、やってみたいという前向きな意見と逆の意見と、ざっと半々くらいの反応だった。

一方、前者の問題が難しい。ネット情報や本で、「病が顔に現れる」ことは確かなようだが、それでも、何の病気かを判断するのはとても難しそうだし、医療行為をする訳にはいかない。

(3)医者や薬に依存しないで健康になろう

ここで行き詰っていた折に、ソメ研メンバーの一人が、東洋医学や人間をトータルに診療することを心がけているお医者さんが居ることを教えてくれ、さらにその先生を紹介してくれることになった。

今日お目にかかった先生は、身体の異常は、食事などの日々の暮らし方の智慧で直せることが多いというお考えだ。そういう暮らし方を正しく伝えることで、健康にもなれるし、医療費を削減することにもつながる・・・伝えることが自分の使命だと思っているとのこと。

NOさんのプロジェクト:ひどくなってから医者に掛るのではなく、顔などのシグナルから、自分の健康を考えるようになることは、とても重要なことであると評価してくれた。

これから、先生の論文等を拝見して、顔などのシグナルと病気の関係をある程度整理し、それを「あなたは病気ヨ」と暗く示すのではなく、だったら「こうしてみようか」と暮らし方を変えて健康になれるような前向きの対応に結びつく仕掛けを考えていくことになった。

道は遠いけれども、少~し灯りが見えてきた段階だ。

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このように、積み残しのプロジェクトも、いろいろな専門家のお知恵を拝借しつつ、一歩づつ、半歩づつ進み始めた。

なんとも、嬉しく、心強いイノベーター達だ!

2012年7月19日 (木)

養成講座第二期 新規受講生と第一期生プランの実現化

1.第二期は二本立て

5月はお休みして、第二期を6月7月に開催した。

第一期の卒業生には、前記事のように、自分なりに動ける段階になった人と、もう少し事業の中身を詰めないことには、動けない人とが出てきた。

そこで、前者については、必要に応じて支援することとし、後者については、第二期の事例として中身を詰めることにした。これに加えて、新たな受講生も募集。初日には、6名くらいが集まったが、結果として、最後まで残り、自分なりの「あったらいいな」を発表してくれたのは3名に留まってしまった。

本当は、第一期の事業化と新規受講生への講座は別にしたいところだが、主宰者やオブザーバーもそう時間を作れないため、一緒にしたため、両方にとって中途半端になってしまったかもしれない。

第一期は、試行錯誤的に、自在に皆が発言し、講座内容がどんどん進化していったのに比べると、第二期には、第一期の事業化に力を入れたため、自由度というか創発的な部分が少なく、新規受講生にとって、ダイナミックな対話の面白さを感じさせることが弱かったかもしれない。

2.3人のゲスト講師を招へい

今回は、私は講義するという授業らしいことはせず、講座の最初は、第一期生の事業プランを具体的にどのように進めていくかについてのディスカッションが続いた。

講師のご都合もあり、第一日目に、WEB制作をされているウィズダム・デザインの白鳥友康さんに来て頂いた。

これは、いわゆる講義で、第一期の受講生の事業化にあたり、HPを作るのがよいのか、ブログでよいのか、Facebookが良いのか、それには、どのくらいお金がかかるものか等々、非常に普段聞きづらいことを教えて頂いた。

このほか、第一期と同様、①なぜ、この事業を始めたのか、②始めてみてどうだったのか、③現在どのような課題を抱えているかをお話頂き、その後、課題について、受講生が議論するという方式も2回実施した。

一人は、ハタモク(働く目的)の與良昌弘さん、もう一方は、海外にインターンシップ派遣をしているフロムジャパンの景谷峰雄さん。2

3.第二期生の「あったらいいな」

(1)瑞穂町の魅力発見と未来を考える

瑞穂町から来てくれたDOさんは、奥様の実家のあるこの町に住むことになったが、東京都にもかかわらず、緑も多くとても良いところで大変気に入っているという。

昔は、交通の要衝で宿場町として栄えたようだが、現在は、五日市線の駅があるだけで、本数も少ないため、ちょっと不便であり、だからこそ、自然が残っているらしい。

でも、存在感がないし、若者が交通の良い地域に出て行ってしまうという課題がある。

彼は、この町の良さをアピールし、この町の未来を語れる仲間を増やしたいと考えている。まずは、現在の魅力を発見したり、朝市等をやることで住民や周辺の人たちに魅力を訴えていきたいと動き初めている。サークルMという自主的に動き出した仲間とも一緒に活動を始めているらしい。

彼のプレゼンは、もう立派に出来上がっており、講座では、単に、こうもやってみたらとか追加的な意見しか加えられなかった。彼が瑞穂町でやりたいことは、まさに、私たちも西東京市でやりたいことであり、それを一人で奮闘し始めたところがエライ。711

この講座を受講してくれたのは、そういった同志としての匂いを感じてくれたからだろう。何か西東京市とも連携したら楽しいことが起きるかもしれない。

(2)ココカラたいそう

途中参加の小平市に住むSさんは、もともと演劇をやっていて、そこで、心と身体をリラックスさせることが健康に良いことや、そこから人に声を届けられる発声法などを身に着けた。

これまでは、演劇をやるために、アルバイトをしながら、続けてきたのだが、ここらで、人生を転換させ、身に着けた健康法や発声法を普及する仕事をメインの仕事にしたいと思うようになった。

それには、自分の持つ技の意味を人に知らしめなければならないし、自営業としてやっていくには、自分を売り込まなければならない。715

彼は、演劇をやっていただけあって、人の演出はとっても上手いのだが、恥ずかしがり屋なようで自分を演出し、売り込むのは、苦手なようだ。

そこで、作成したHPの見た目や、説明の仕方が人に伝わるかどうかを我々に議論して欲しいということだった。彼のリラックス体操は、ちゃんとしているのだが、余りにも基本的なことなので、逆にうまく伝わりにくい。これをどう売り込んでいくかは、難しく、彼自身を売り込むしかないのかもしれない。

(3)安く高齢者が住める集合住宅

内装業をやってきたNAさんは、母の介護をしながら、毎週参加してくれた。

現在、有料老人ホームなどが提供されているが、年金が20万円以上ないと入居できない。法制度に合わせると、安全に等のしばりがあるために、どうしても高価格にならざるをえない。

これから、単身の高齢者が増えていくなかで、これ以下の年金で暮らしている人が安心して老後の生活を送れるようにするためには、もっと安価な集合住宅が必要であると考えている。713

もちろん一戸建てに高齢者が住み、地域が見守るというやり方もあるだろうが、それでは、介護する側が参ってしまう。そのためには、共同で住んでもらう必要があるのではないかという。

一方で、現在、西東京市だけでも空き家が8000軒もあるという。

いちから建設していたのでは、採算に乗らない。良心的な大家が居て、既存資源の上手い組み合わせができれば、可能とのこと。

彼は、既に、非常に具体的なプランを持っており、それを実行する力もある。養成講座では、我々の意見を聴いたり、ネットワークを広げたり、お尻を叩いてもらうことを期待しているようだ。

*************

このように、第二期の新規受講生は、自身のなかに、かなり明確なプランを持ち、それを実行624に移す気構えも持っている人たちだった。

おそらく、養成講座に集まる人たちは、皆イノベーターとしての匂いを持っており、互いに刺激し合い、くじけそうになるのを支えてもらうという仲間、場として意義があるのだろう。

 

 

 

 

2012年7月18日 (水)

地域イノベーター養成講座(「あったらいいな」を形にする)第一期

1.第一期の進め方

第一期は、おそるおそる始めたのだが、実際には、物凄い密度の濃い展開となり、主宰者も圧倒された。

1.最初に、私が①地域が注目される時代背景、②イノベーションとは何か、③先進事例、④海外の社会(ソーシャル)イノベーションで使われているツールなどについてお話した。

2.その後、受講生から、各自が持っている「もやもや」(あったらいいな)を話してもらい、それを参加者が皆で議論することによって、「もやもや」を整理するというやり方をした。

3.また、先輩起業家をゲストとして及びし(まちかど保健室の喜田さん、tadaima!の三木さん)、①その方たちが何故事業を始めたか、②やってみてどうだったか、③現在どんな課題を持っているか等のお話をうかがい、その課題について、ワークショップで受講生が議論して解決策を提示し、ゲストからコメントを頂くということもやった。

立派にみえる先輩起業家も悩みを抱えながらやっておられることが分かり、また、その方々の課題を考えるなかで、受講生は、自分でも、何かやれるのではないかという気になることができた(自信を持てた)。

また、老若(20代から80代)男女、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちが発表者の「もやもや」をいろいろな切り口で議論することにより、発表者自身も自分の問題意識を明確にすることができるようになり、悩んでいるだけでなく、一歩踏み出したくなっていった。

自分の「もやもや(あったらいいな:でもどうやって実現するか?!)」を皆に議論してもらうことを、次第に「まな板の鯉」になると言うようになった。

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2.Facebookの非公開グループで議論を続ける

第一期には、Uストリームで配信したり(後で録画も見れる)、私が議事録概要を作成したり、発表者のパワーポイントなども出来るだけ全員が共有するようにしたりなど、仮に欠席位しても、議論に乗り遅れないよう工夫した。

また、Facebookに非公開グループを設け、講座時間内では不足している議論を続けたり、追加情報などを共有したりした。

ほぼ全員Facebookに参加できたので、これも一体感を持つのに有益だったと思う。

3.皆が「まな板の鯉」になりたがる

講座が進むなかで、オブザーバー的に参加していた人たちの中から、実は自分も「もやもや」しており、皆の意見を聞きたいという人が次から次へと現れるようになっていった。

これが主宰者にとっては、驚きだった。

こうして、ほとんど全員が「まな板の鯉」となり、8日間の間に自分でも何かやれるぞという気になって第一期が終了した。

受講生の方から、数ヶ月後に同窓会をやろう(それまでにもっと形にするぞという意気込み)と言う話が出るほどだった。

4.「まな板の鯉」、場の力、対話の力

第一期の予想以上の盛り上がりは、「場の力」、「対話の力」とでも言う働きと言えるだろう。

もっとも、今冷静に考えると、養成講座に参加しなくとも、各自、具体的にやりたいことを持っていた人が多く、ただ、もやもやしていて、この講座が開催されることに反応した人が多かったからだと思う。

この講座では、自分の「夢」や「実行までの悩み」を集まった人たちがちゃんと聞いてくれて、かつ自分一人では考え付かなかったようなアイデアも出してくれるという流れが出来たことが、参加者の心をくすぐったのだと思う。

講座のセンセイ役の私がリードするというより、その場に集まった、多様な人たちの真剣な議論が受講生一人ひとりに、大きな刺激を与え、受講生自身の頭が動きだし、心が満たされたという感じだ。集まったメンバーが変われば、また講座の雰囲気も違っていたのかもしれない。

ともかく、第一期には、この養成講座の文化(上記の太字)が形成された。Ws
ワークショップの様子4月8日(この日は、NPO法人tadaima!の三木智有さんがゲスト)

5.フューチャー・センターの先駆け:Facebook、仙人の家、地域への関心

このような成果が生まれたの背景には、①Facebookというメディア(共感によって人とつながれる)、②会場となった仙人の家の雰囲気(狭いのと、迎え入れてくれる温かさ)、③地域への関心という時代の流れが大きく影響していると思う。

先日来、「フューチャー・センター」話題だが、小さいながら、これを先取りしていると思える。

田無スマイル大学創設

1.自由な時間をどう使おうか

母の介護が終わり、いよいよ全く自由な時間が訪れました。

ところが、65歳になってみると、今更どこからも声が係りません(一緒に仕事をしようとか、本を書きませんかなどなど)。

一方で、自分の身体も、年齢相応にいろいろと痛んでいます。おそらく、頭も体もそれなりに動けるのは、10年ぐらいではないでしょうか。

人から声を掛けてもらうのを待っていては、この10年を無為に過ごしてしまいそうです。

だったら、自分で何かやるしかないという後ろから押される気持ちになりました。やってダメなら修正していけばよいとも思えるようになりました。

2.自分で自分の舞台を作るのは初めて

私は、これまでの人生、親、上司、周辺の人が、何かしら舞台を作ってくれました。その舞台の上で楽しく踊りまくってきました。

自分から何か立ち上げたのは、短大時代に落研を創設して、東大落研、都立大落研と一緒に活動したこととトイレットペーパーを学校側に入れてもらうよう1ヶ月実験的に調査するよう持ちかけ実行したこと。銀行時代に70年安保闘争に組合有志で出かけたことぐらい(これは、企業組合としては大変珍しいことでした)。

だから、自分で舞台から作るというのは、自信がまったくありませんでした。

そこで、柔らか頭のソメ研副代表の鈴木さんにやれそうか、やるとしたらどうしたら良いか相談しました。

3.地域イノベーション論

知人の好意で、北海道から戻り、母の介護をしながらも、法政大学大学院政策創造研究科で「地域イノベーション論」を1コマ受け持たせてもらってきました。

母を介護している間は、先進事例の地域にも出かけられず、受講生に迫力ある話をすることができず、忸怩たるところがありました。しかし、介護中の気分転換と研究者としてボケないために、続けさせてもらっていました。

しかし、前述のように、ようやく自由な時間が出来たので、先進地域の調査にも出かけられるようになりました。調査費用がある訳ではなく、自前で出かけていましたが、まぁ、面白いので、投資と思っていました。

ただ、折角調べても、授業は1コマ(1時間半を15日ですが、実際には、社会人が対象なので、平日夜3時間やるので8日間)なので、その材料がもったいないという気がしていました。

また、「地域」のことを教えるのに、自分が「地域」で何もやっていないことにも後ろめたい気持ちもありました。

そこで、どうせやるなら、自分が住む地域で、同じような授業をしてみたい、授業で教えているツールが使い物になるのかどうかも試してみたいと思いました。

4.田無スマイル大学創設

鈴木さんにご相談し、大学院で教えているのをそのままではなく、もっと実践的にしたらどうかとか、明日の西東京を担う若手を対象にしてはどうかなどなどのアドバイスを頂き、さらに、彼のFacebookのネットワークで募集を掛けてくれることになりました。

チラシは作りましたが、配布する力もなく、ほとんど、インターネットの「こくち~ず」と鈴木さんのFacebook、それから会場となる「仙人の家」でチラシを見て説明を受けた方々でしたが、10名くらいの方が集まってくれました。

これに、応援団として、ソメ研の人たちが参加してくれ、第一期(3月、4月)には、日曜午前というのに、いつも20人くらいが集まって、様々な視点から活発な議論をしてくれました。

田無スマイル大学のロゴは、ソメ研のマークを作ってくれたTさんが今回も魅力的なマークを作ってくれました。Smileuniv300x300

途中から、田無スマイル大学は、大きな括りとし、私の「地域イノベーター養成講座」は、その中の一つという形にしました。

田無スマイル大学の下で、「西東京のおみやげを考える講座」も開設しました。

鈴木さんも月一回ソーシャル・デザインを学ぶ勉強会を開催することになりましたが、残念ながら、そちらは、独自に「東京ソーシャルデザイン研究所」というネームになってしまいました。(でも、ローマ字のロゴがTSDなので、田無スマイル大学とも読めるんです(*^_^*))

5.田無スマイル大学とは

田無スマイル大学は、校舎の無い大学です。学び、学び合いを通して、地域に繋がりをつくるのが目的です。

ソメ研メンバー等が、何か思い立ったら、田無スマイル大学の名前の下で、いろいろな講座を作って、活用してくれたらいいなぁと思っています。

6.地域イノベーターとは

地域イノベーターとは、自分の住むまちを、自分の手でよくしていこうと、夢を実現したり、課題を解決したりする、新しいタイプのリーダーのことです。

練れた言葉ではありません。

一般的には、社会起業家:ソーシャル・イノベーションの方が知られています。社会の様々な課題をイノベーティブに解決する人たちのことです。ソーシャル・ベンチャーとも言います。

でも、一応「地域」をイノベーティブに変革しようとする志を持った人を育てたいと「地域」を頭にかぶせました。

7.地域イノベーター養成講座とは

すでに社会を変えることに挑戦している先輩起業家のお話を聞くほか、仲間とのディスカッションを通して、自分の思いを明らかにし、実行に移すためのきっかけをつくります。

また、アイデアはあるけれど、それをどのように具体化していったら分からない場合、時には、専門家のお知恵も借りて、具体的な事業に落とし込むのを手伝います。

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