ワークショップ

2012年7月22日 (日)

西東京市の「まちづくり市民ワークショップ」第一日目に参加して

1.西東京市の「まちづくり市民ワークショップ」に参加してきました

今日は、13時半から17時まで、(仮称)西東京市第二次総合計画(H26年度から10年間)策定に向けた「まちづくり市民ワークショップ」第一日目に参加してきました。

①教育・文化・スポーツ、②社会福祉、③環境・景観・ゴミ、④都市計画・上下水道・防犯防災、⑤産業全般、⑥市民参加・行政経営の6つのテーマについて、各10人ずつくらいに分かれて議論をしました。私は⑥のテーマについてでした。

今日は、それぞれのテーマについて「西東京市の良いところ」と「改善すべき点」の2つについて、参加者から付箋紙に意見を書き込んで、貼り付け、それらを集約し、来週、「良いところをもっと伸ばすにはどうするか」、あるいは「どう改善したらよいか」について、具体的に議論する予定です。

地域イノベーター養成講座関係者が、私以外に3人おられ、②社会福祉、④都市計画・上下水道・防犯防災、⑤産業全般に参加されておられました。

2.⑥市民参加・行政経営チームに参加

私の⑥のテーマに参集された方で、存じ上げている方は、お二人でしたが、皆さん、市のことを良くご存じの方だったようです。

(1)西東京市の良いところ

「西東京市の良いところ」では、ボランティアの方々が花を植えられてきれいになった、広報誌が読みやすくなった、ツイッターを使い始めたのは良い、窓口対応が親切などが挙げられていました。

(2)改善すると良いところ

一方、「改善すると良い」では、いろいろな意見が出ていました。

①表面的な広報だけで、その意味するところが書かれていない

たとえば、「広報誌が読みやすくなった」というプラスの評価がある反面、「予算がこう決まりました」と書かれているだけで、その予算の持つ意味や背景を分析していない。

たとえば、合併特例法で補助金が来て、駅前開発やらいろいろやったが、却って借金は増えていて、これからそれを返していかなければならない。しかも、人口が増えているのに、税収は横ばいで、高齢化も進むなか、厳しい財政運営が求められる。それなのに、ばらまき的な予算がシャンシャン議会で通ってしまっている・・・こうした問題点を分析して示す視点がないという意見もありました。

②表面的な窓口対応は良いが、一歩突っ込んだ話への対応がお粗末

また、「窓口対応が良い」というプラスの評価があるなかで、戸籍などを取りに行く折の窓口対応が良いのだが、東伏見コミセンの問題のように、「何故、これまでのように民間団体に委託させないのか」と一歩突っ込んだ質問をすると答えが一向に帰ってこないでイライラし、そのうち諦めてしまうような、一歩踏み込んだ質問への対応が少しもなされないという厳しい意見もありました。

③市民の声をもっと反映させる仕組みが欲しい

話の大きな流れとしては、行政なり議会がもっと住民の中に入ってきて、説明したり、今日のようなワークショップをしばしば開催するなど、もっと対話する姿勢や仕組みが欲しいというような意見でした。

このほか、今日のことも、公開して、今日ここに来れなかった人たちの意見を聴取してはどうか、そういう姿勢(情報公開や本当に市民の意見を聴こうという姿勢)がないのではないかといったご意見もありました。

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以上は、私なりの感想ですから、もっと違うポイントを感じられた参加者もおられるかもしれません。とりあえず、ご報告をしておきます。

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