ゴミ資源化

2012年8月 3日 (金)

他市と比較したゴミ排出量と資源化率

同じく『ECO羅針盤』№9には、近くの地方自治体と比べたゴミ排出量の比較と資源化率の比較の表が載せられています。

Gomihikaku

1日一人当たりの家庭ゴミの量では、西東京市は、平成21年度には、ダントツで一位だったのですが、平成22年度には、前述のようにゴミ袋の価格が下がったこともあって排出量が増えてしまい、一方、府中市が頑張ったため、二位に下がってしまいました。

おちゃわんリサイクルにご一緒した市のゴミ担当の職員は、とっても悔しそうでした。折角減ってきたのに、安易にゴミ袋の価格を下げてしまって・・・というのです。

市民としては、「ゴミの分別が面倒くさいなぁ」、「ゴミ袋が高いなぁ」などと毎日家庭でゴミの処理をする度に不平不満を持っていましたが、そのお陰で、東京都下では、一番にゴミ排出量の少ない市になっていたなんて、少しも知りませんでした。

市長が、市民ならびにゴミ担当職員やゴミの搬送業者を称えたり、「日本一ゴミ排出量の少ない市にするぞ」などともっと明言してくれたら、市民も不満を言わずに、ゲーム感覚で一位をキープしようと頑張るでしょうし、ゴミの担当者も誇りが持てるはずです。

こういうのも「ソーシャル・デザイン」でしょう。

皆が楽しみながら、喜びながら、ゴミ排出を減らそうとするように仕向ける・・・こういうことが出来ないとは、首長にセンスが無さすぎます。

一方で、資源化率は、低い方です。これはどうしてなのでしょう。

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おちゃわんリサイクルに参加したお蔭で、西東京市のゴミ排出量が一番少なかったとか、ゴミ袋の代金を下げた分の穴埋めを安易に税金投入で賄ったなど、数字の裏側を知ることができました。

市の広報は、お知らせしていない訳ではないけれど、なかなかこうした意味までを一般の人が読み取るのは難しいです。もっと、市民が理解できれば、自分のこととして地域のことを考えるようになるはずです。


ゴミ処理費用と財源

同じく『ECO羅針盤』№9には、ゴミ処理費用とその財源がまとめられています。

ゴミ処理費用には、家庭からゴミを運搬するのに掛る費用のほか、中間処理、最終処分に掛る費用があります。これが全体で約32億円です(平成22年度)。

これらの費用のうち、私たちが支払う家庭ゴミ収集手数料(ゴミ袋代金)、粗大ゴミ収集手数料(ゴミに応じてラベルを購入)が合わせて約4億円、都からの交付金が約4億円、残り約24億円が市の一般財源から賄われています。このほか、資源ごみを販売して、1800万円の収入があります、

Gomisainyuusaishutsu

Gomishuunyuu

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おちゃわんリサイクルを主催したごみ資源化市民会議が出している『通信』2012年1月12日号では、次のようなことを指摘しています。

それは、ゴミ処理の費用は、平成21年度に比べて、平成22年度には、9600万円減少しており、これは、良いことである。

しかし、上記の表のように、ゴミ袋の価格を下げたために、平成21年度に比べて平成22年度は、家庭ゴミ収集手数料が年間で1億1800万円も減少し、また、都の交付金も4200万円減少した。

この差額を補うために、一般財源が約7000万円増えており、それについて、議会で議論されていない・・・・というのです。

ゴミ袋の価格を下げることは、議員の人気取りとして良い材料だったのですが、それを安易に税で賄って本当に良いのだろうかという投げかけです。



2012年8月 2日 (木)

ゴミの種類別排出量

種類別にみて、資源ゴミが増えるのは、ある意味、資源化するなら良いことですが、生ゴミと不燃ゴミが増えることは、良くないことです。グラフでみるように、どれも増えていますね。

西東京市のHPでゴミ関係のところをみると、『ECO羅針盤』というパンフレットが定期的に出されているようです。7月1日の第11号によると、平成33年度までに家庭ゴミの1日1人当たりの量を毎年1%(約4㎏)減らすことが計画されているようで、生ゴミを減量・資源化するためのモデル事業についての説明があります。

Gomishuruibetsu_3
資源物の内訳をみると、古紙・古布の量が最も多く、次がプラスチック容器となっています。資源ごみが増えるのは、それまで、安易に捨てられていたものが資源化されるので良いことなのでしょうが、資源化にもエネルギーが必要なので、そのまま手放しに喜んでよいのかどうかと思ってしまいます。

昔は、豆腐やさんが売りに来ると、鍋を持って買いに出たものですが、今は、スーパーで、日持ちするようにパッケージ化されて売られています。便利ですが、この容器を再生するのにもエネルギーは使われます。

『ECO羅針盤』№9(平成23年11月1)には、1トン当たりの処理費用が書かれています。

これによると、廃食用油の35万円を筆頭に、ペットボトルやプラスチック容器などの12万円など、結構処理費用が掛かっています。Gomishorihiyo


Shigennuchiwake

西東京市のゴミ排出量と資源化

西東京市は、平成20年1月から、家庭ゴミを有料化し(ゴミ袋の有料化)、分別を細かくするようになりました。この結果、平成19年度4.9万トンであったゴミ排出量が、平成20年度には、4.4万トンへと減少しました。

ところが、ゴミ袋の料金が高いとの不満があり、平成22年10月に料金引き下げが実施されましたら、やはり、ゴミ排出量が増えてしまいました。平成23年度は、平成23年4月から平成24年1月末までの数値を12/10で計算したものなので、実績とは異なりますが、増加傾向は明らかです。

この資料は、おちゃわんリサイクルの折に頂戴した、予算特別委員会資料(平成24年3月13日)みどり環境部ごみ減量推進課によるものです。新しい資料が欲しいのですが、ネットからでは見つかりませんでした。次の記事のデータも同じものを使っています。Gomikei


参考までに、ゴミ袋料金の新旧比較です。出所は、市のHPです。Gomifukuro1

2012年7月24日 (火)

おちゃわんリサイクル エコキャップ 

ブログをさぼっていたので、話が前後します。

5月29日・30日と天ぷら油から作ったバイオディーゼルで走るバスに乗って、多治見にお茶碗リサイクルツアーに行ってきました。

これは、お茶碗リサイクルを続けてこられた「ごみ資源化市民会議」と「NPO法人エコメッセ西東京」の主催でした。詳細は、こちら

不要になったお茶碗を粉砕し、新しい原料と合わせて再利用しているなんて知りませんでした。

視察の結果、粉砕だけしている会社は、行政から委託されると粉砕費用を貰えるけど、ボランティアから茶碗が送られてきても、賃加工にならないので、赤字になってしまうとか。

少々悲しい思いで別の会社に行きましたら、こちらは、粉砕だけでなくそれを原料に混ぜて製品化しているので、ボランティアからお茶碗が送られてきても、損にはなっていないとのことでまずはホッとしました。

こんな活動を地道にやってこられているなんてすごいなぁと思いました。

ゴミ資源化などをもっと進めようと、上記2団体を含む5団体(チャリティリサイクル市民の会、ごみ資源化市民会議、キラキラ西東京、チャリティリサイクル武蔵野資源化推進委員会、エコメッセ西東京)が7月1日に「循環型社会を目指す市民団体協議会」を結成されたとのことです

回収する品目は、「おちゃわんなどの廃食器」「ペットボトルのふた」「プラスチックハンガー」「インクカートリッジ」「使用済み割り箸」「紙パック」「スチール缶のプルタブ」「アルミ缶」「廃天ぷら油」、将来的には「生ごみ」もとのこと。

西東京市は、行政でも、ゴミの分別をかなり進めているのですが、よりきめ細かく資源を再利用していこうとしています。

ペットボトルのキャップをプラスチック容器で廃棄するのではなく集めて、世界の子どもたちにワクチンを送っている団体がいるとのこと。小学校等では、既に取り組んでおられるようなので、お母さんたちはご存じなのかもれませんが、私は、知りませんでした。エクラアニマルさんの「河童のすりばち」の上映会で知ってから、私もキャップを集め始めました。

西東京市でも、廃油を回収していますが、これはインクの原料になっているらしいです。こちらでは、廃油でバイオディーゼルにする計画のようです。

今回利用したバスは、リボーンというエコツアーを専門にしている会社のバスでした。

多治見ツアーの帰りに寄った馬籠宿では、水車が回っていて、発電していることを見える化していました。

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