第二期総合計画WS①教育:給食
前記事で記した西東京市の第二期総合計画について、「まちづくり市民WS」が開催されました。7月参加者からの希望で、生の声を整理したものを参加者に郵送してくれました。そこで、すこし煩雑ですが、一つ一つ読み込んでみたいと思います。
A3裏表のハードコピーなので、添付が難しく、すこしづつ、私の関心ごとに絞って、ご紹介しておきます。
①教育・文化・スポーツのうち、まず、教育
1.中学校の給食が始まり、これは良いこととして挙げられています。
〇課題のポイントとして、「子どもの栄養や食育の観点で学校給食は重要」と「必要に応じて給食への経済的支援が必要」となっています。
〇個別の意見が並べられています(これは、たぶん当日出された意見と思われます)。
個別意見には、「子どもの成長にあったメニューやおいしいものを研究して欲しい」、「小中一体化したことによって、それぞれの学校行事にマッチした行事食ができなくなっているのではないか」などがあります。「弁当との選択制や経済的支援があることなど、制度や運用方法についての周知がさらに必要と」あります。
〇それを受けて「取組の方向性」がまとめられています。
「メニュー、品質、行事食など、きめ細かさに配慮してさらに充実を図る」とされています。
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他地域?では、運動会があっても、子供たちは、部屋で給食を食べ、親などは、庭でお弁当というのもあるようです。家庭によって、お弁当を持ってこれないとか、親が働いていて、参観できないなど、不平等を感じさせない仕組みなのかもしれないし、給食制度の問題なのかもしれません。
昔は、そういう時には、友達の家族や地域の知り合いが一緒にお弁当を用意してくれて一緒に食べたりしたもんですが、地域に頼む人がいない家庭もあるでしょうから、やむを得ないのかもしれません。
知人によれば、イクメンパパも増えたけど、家族だけで固まって(幸せを噛みしめている)、社会性が無くなっているとの話もあります。
むしろ給食を校庭で家族などの参観者にも振る舞うとか、地域の高齢者のグループが、当日お弁当を持ってこれない子どもたちの面倒を見るとか、行事を暖かい交流の場にしたいものです。
でも、衛生の問題とか、きっとそう簡単ではないのでしょうね。
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前のブログでも書いたように、西東京市小中学校の地産地消率は、わずか3%だ。
http://regional-innovation.cocolog-nifty.com/tanashi/2011/02/post.html
野菜が中心の町なので、これ以上は増えないものなんだろうか。
率を上げるだけでなく、農業や食品加工業に興味を持ってもらうようにすることも必要だ。
あるいは、社会科見学で築地に行くとか。調布アイランドの活動なども身近に感じられるのではないだろうか。
水や空気、森の持つ意味も体感してもらうことも必要だろう。
西東京市は、市民農園に力を入れていて、農業を楽しんでいる家族も多いので、学校でやらなくても良いのだろうか。
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